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更新日:2018.11.12 / 掲載日:2015.11.26
【メルセデス・ベンツ】CLAおよびCLA シューティングブレークを一部改良2015【価格】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
メルセデス・ベンツの4ドアクーペ「CLA」と、CLAに高い利便性を融合させた「CLA シューティングブレーク」が一部改良を受け、11月26日より販売が開始された。エンジンとサスペンションに改良を加え、シューティングブレークにメルセデスAMG モデルを追加している。いずれも右ハンドル仕様のみ。一部改良および追加されたモデルの価格は、CLAが「メルセデスAMG CLA 45 4マチック」774万円、CLA シューティングブレークが「CLA 250 スポーツ 4マチック シューティングブレーク」561万円、「メルセデスAMG CLA 45 4マチック シューティングブレーク」792万円。
CLA 250 スポーツ 4マチック シューティングブレークは、2.0L 直4 DOHC 直噴ターボエンジンの最高出力が7ps高められ、218ps/5500rpmとなった。サスペンショには、電子制御式油圧アダプティブダンピングシステムを搭載。ボディの動きを加速度センサーで測定し、舵角や操舵速度、ヨーレートなどを計算。各ダンパーのバルブを電子制御で連続的に開閉してオイルの流量を変化させることで減衰特性を調整する。「C(Comfort)」と「S(Sport)」の2種類のモードで、走行状況に応じた特性に調整できる。
メルセデスAMG CLA 45 4マチックは、2.0L 直4 直噴ターボエンジンの最高出力を向上。量産直4エンジンとしては世界一のパワーを誇った従来エンジンから、さらに21psアップの381ps/6000rpmを発生させる。
サスペンションは、「AMG ライド コントロール スポーツサスペンション」を標準で装備。メルセデスAMG社がモータースポーツで培った技術を投入し、スポーツカー「メルセデスAMG GT」にも採用されている電子制御ダンピングシステムを搭載しており、「C」と「S」の2モードで走行状況に応じて減衰特性を調整できる。オプション設定の「AMGアドバンスト パッケージ」にはトラクションをいっそう効率的に路面に伝える「AMGフロントアクスル ディファレンシャルロック」を新たに追加しており、サーキット走行をはじめ過酷な走行環境下でもスポーティで安定感のあるハンドリングを実現する。
センターコンソールのコントローラーを操作するだけでエグゾーストシステムを含むエンジン特性、トランスミッションのシフトプログラム、ステアリング特性、サスペンションの減衰特性などを統合制御することができる「AMGダイナミックセレクト」を標準装備。「Comfort」、「Sports」、「Sports+」、ドライバーが各項目を個別に設定できる「Individual」、「RACE」の5モードを用意している。エグゾーストには、マフラー内のフラップを開閉することでエグゾーストノートを切り替える「AMGパフォーマンスエグゾーストシステム」を標準で備えており、「Comfort」と「Sports」の2モードではフラップを閉じて落ち着いたサウンドとし、「Sports+」と「Individual」の2モード選択時はフラップを開いてエモーショナルなサウンドを響かせる。
また、CLAシューティングブレークのラインナップには、メルセデスAMG CLA 45 4マチック シューティングブレーク」が追加された。CLAシューティングブレークの発売を記念して2015年6月に発売された特別仕様車「メルセデスAMG CLA 45 4マチック シューティングブレーク オレンジアート」が好評だったことから、ラインナップ化の要望に応えたもの。