【レクサス】新型スーパースポーツセダン「GS F」発売日は11/26【価格・内装】

　レクサスの4ドアセダン「GS」をベースとしたスポーツセダン「GS F」が11月26日に発売される。5.0L V8エンジンと8速AT（8-Speed SPDS）を搭載したFR仕様で、価格は1100万円。

　パワートレインは、走りの楽しさを生み出す3つの要素、「サウンド」、「レスポンス」、「伸び感」を重視して開発された。最高出力477ps/7100rpm、最大トルク54.0kg-m/4800～5600rpmの性能を持つ5.0L V8 DOHCエンジンは、組み立て後に一基ずつエンジン回転バランスの調整が施されている。8速ATは、Mポジション選択時の変速は最短0.1秒という高い応答性を実現した。新設計のサスペンションは、一般道では快適な乗り心地としながら、スポーツドライビング時には路面に吸い付くような操縦安定性を発揮し操舵レスポンスを高めている。う

　高剛性ガラス接着剤、レーザースクリューウェルディングなどレクサスの最新のボディ技術を採用することでボディ剛性をアップ。床下の空気の流れを整えることで、優れた空力性能と操縦安定性も確保している。後輪左右の駆動力を電子制御する「TVD（Torque Vectoring Differential）」を採用しており、俊敏さと安定性を最適化する「STANDARD」、ステアリングレスポンス重視の「SLALOM」、高速サーキットでの安定性を重視した「CIRCUIT」の3モードで、さまざまな走行シーンに対応する。

　内外装デザインは、上質なスポーティテイストに仕上げた。エクステリアはフロントの大型スピンドルグリルや大型エアダクト、リアの4連エキゾーストディフューザー、カーボン製のグリルロアモールとリアスポイラー、新デザインの19インチアルミホイールなどを採用。インテリアは、機能性と質感を両立させた。フロントシートにアスリートのボディスーツをモチーフにした表皮一体発泡設計のハイバックスポーツシート、スリットパターンを新しくした「F」専用アルミペダルとフットレストなどを備え、視認性をいっそう高めたセンターメーターを装備する。可倒式の後席センターアームレストには、カップホルダーや収納ボックスのほかエアコンや空調などのコントロールパネルも設置した。