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更新日:2018.10.23 / 掲載日:2015.10.28
【レクサス】東京モーターショーでコンセプトカー「LF-FC」発表【サイズ・デザイン】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
10月28日、レクサスのコンセプトカー「LF-FC」が世界初公開された。東京・有明の東京ビッグサイトで開催されている「第44回東京モーターショー2015」(10月28日~11月8日)のプレスカンファレンスで発表。「将来のフラッグシップカー」をイメージしたセダンベースのコンセプトカーで、先進技術と革新的なデザインが融合されている。
ボディサイズは全長5300×全幅2000×全高1410mmで乗車定員は4名。レクサスとしてはじめて燃料電池技術を採用し、後輪をメイン駆動としながら前輪にインホイールモーターを搭載した4WD仕様となっている。高出力のFCスタックとパワーコントロールユニットをエンジンコンパートメント内に搭載し、水素タンクをT字型に配置することで理想的な前後重量配分を実現する。また、ルーフにはシースルーソーラーを備え、軽量化を図るため一部に熱可塑性のカーボン素材を採用した。
エクステリアは、2012年にフルモデルチェンジを受けた「GS」以降のモデルに共通するスピンドルグリルをいっそう大胆に進化させながら、前後のホイールアーチが滑らかにつながったエレガントなデザインとなっている。インテリアでは、ドライバーの着座姿勢に対して空間を上下に二分し、上部は運転に集中できる造形に開放感を持たせ、下部はピュアアニリンレザーのシートや杢目のステアリングホイール、ドアオーナメントの縫製など素材や細工でラグジュアリー感を演出した。
安全面では、自動安全技術を搭載。高度な検知・解析・制御機能に加え、車車間・路車間通信の使用、ジェスチャー入力が可能な次世代マンマシンインターフェイスによるドライバーとクルマの連携など、最新の技術で統合していく。