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更新日:2025.11.30 / 掲載日:2025.11.30
モータージャーナリスト諸星陽一のクルマの選び方「サイズ、価格、でもやっぱり最後は…」

文/諸星陽一 写真/スズキ
高価な買い物なだからこそクルマ選びは悩ましくて、人の意見を聞きたくなったりしますよね。そこで今回は、毎日のようにクルマに接しているクルマのプロはどんな条件でどんなクルマを選ぶのかを聞き込み、自動車メディアの業界人に「クルマ選び3つの条件」と「実際に欲しいクルマ」をチョイスしてもらいました。皆さんのクルマ選びの参考になれば幸いです!
今回は、自動車ジャーナリスト 諸星陽一さんのクルマの選び方を聞きました。
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これだけは譲れない! ワタシの車選びの3条件
子供の頃からのクルマ好きで、雑誌編集者からフリーランスのモータージャーナリストに転身。自費でのレース参戦もあり、金銭的な苦労をDIYでクリアしてきたという諸星さん。そんな諸星がクルマ選びの条件としているのはこちらの3つ!
諸星陽一さんてどんなひと?📝
23歳で自動車雑誌編集者になり、その後フリーライターに転身。1990年より自動車レースを始め1999年まで富士フレッシュマンレース(現富士チャンピオンレース)に参戦。1991年より国産メーカーで安全運転インストラクターを担当。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)理事。BOSCH CDRアナリスト
🚗愛車遍歴🚗
日産 パルサーエクサ→日産 ブルーバードターボ(910)→ユーノス ロードスター→ユーノス 800→日産 ウイングロード ※愛車というよりも、所有車遍歴です。そのほか、レーシングカーとしてマツダ RX-7(FC系)を3台、ユーノス ロードスター(NA系)を2台所有しました。
条件①サイズ/パッケージング

クルマはまず道路を通れることが大切。自宅周辺、いつも行く場所などの道や駐車場での使いづらいものはかなりストレスになる。いつもの道で使いやすいサイズのクルマはとにかくストレスフリー。抜け道を使えずに渋滞を我慢して過ごすより、抜け道にスッと入っているクルマのほうが、結局は楽々というものです。
条件② 価格

ネット上でサブスクが取り上げられますが、自分の収入の身の丈にあったクルマを選ぶことが大切です。昔はクルマのために生活を切り詰めて……というようなものがクルマ好きの美徳とされましたが、今はそんな時代ではない。年収の3分の1が最高額だと考えたほうがいい。それ以上になって、ほかの生活を圧迫するのはNG。
条件③ 見栄を張らない

たとえば16インチよりは17インチというようにホイールサイズが大きいほうが格好いいと感じがちです。ところがホイールが大径になればなるほどタイヤも高額になります。また、乗り心地が悪くなることもある(逆もありますが)ので、買った後の維持費なども十分に考慮すれば、ホイール径などは小さいほうがお得です。
ワタシが選んだのは:スズキ eビターラ

ちょうどいいサイズ、ちょうどいい性能というスズキらしいコンセプトが見事。日本にピッタリなクルマに仕上げられています。全幅が1800mmはちょっと広いけど、今の時代の安全性やライバルと比較したときの室内空間の広さなどを考えると仕方ない。お客目線でクルマを作っているところに非常に好感を持てます。