メルセデス・ベンツ、｢Eクラス｣に｢スポーツエディション｣ほかを追加

独メルセデス・ベンツは9月14日、｢Eクラス｣のクーペとカブリオレに、｢スポーツエディション｣と、｢V8エディション｣を追加すると発表した。スポーツエディションは、内外装をスポーティに仕立て上げたモデル。大開口のエアインテークやブラックのインサートを装備するフロントエプロンのほか、ボリューム感のあるサイドシル、ディフューザータイプのリアエプロン、AMGリップスポイラー、AMG軽量アルミホイール、デュアルエキゾーストを採用。

また、スポーティなセッティングが施されたサスペンションを装備。そのほか、ドリルドタイプのブレーキディスク、“Mercedes-Benz”のレタリング入りのブレーキキャリパーを搭載。フロントフェンダー左右には“Sport Edition”のバッジを装備する。

インテリアは、ポーセレンまたはクラシックレッドが選べるナッパレザー仕上げのレザーシートを採用。4WAYランバーサポートやステアリングおよびバックミラーを含むメモリー機能を備える。内装にはブルーとグレーのステッチが施されたブラックレザーが、シートやドアトリム、アームレスト、センターコンソールに採用。オプションとして、ブラックまたはベージュのナッパレザーを選ぶことも可能だ。なお、スポーツエディションは、本国ではどのエンジンとの組み合わせも可能となる。

｢V8エディション｣は、E500をベースとする豪華仕様モデル。ボディカラーに専用色が設定されるほか、チタニウムグレーの19インチAMGマルチスポークアルミホイールを採用。セレナイトグレーメタリックとデジーノ ダイヤモンドホワイトのボディカラーにより、豪華さとともにスポーテな雰囲気に仕上げられている。

サスペンションは、可変ダンピングシステムを備えたモード選択式のアジリティコントロール スポーツサスペンションを装備、“Sport”モード選択時にスポーツ性能だけでなく、快適性も高める専用チューニングが施されているという。日本での発売は、今のところ未定。