【メルセデス・ベンツ】「SL」を一部改良【価格・装備】

　メルセデス・ベンツの最高級ロードスターモデル「SL」が一部改良を受け、8月20日より受注が開始された。「SL350」は装備を充実化し、上位グレードの「SL550」は搭載エンジンに改良を施した。「Mercedes-AMG SL 63」は「SL63 AMG」から変更なし。また「SL65 AMG」は販売終了となる。発売は9月上旬を予定。価格帯は1248万円（SL350／左右ハンドル）～2077万円（Mercedes-AMG SL 63／左ハンドル）。

　SL350には、快適な乗り心地を実現する先進の電子制御サスペンション「ABC（Active Body Control：アクティブ・ボディ・コントロール）を標準装備。シートは本革から風合いの豊かなナッパレザーに変更し、シートベンチレーターを内蔵。オーディオは、11スピーカーの5.1チャンネルサラウンドを備えたハーマン・カードン製のシステムを採用した。70万円相当の装備を標準化しながら、価格は従来モデルから据え置きとなっている。

　SL550は、搭載する4.7L V8 DOHC 直噴ターボエンジンの最高出力を従来モデルから20ps向上させ、455ps/5250～5500rpmとした。価格は従来モデルから据え置き。