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更新日:2018.10.18 / 掲載日:2015.07.13
『グランツーリスモ』のトッププレイヤーがプロレーサーに挑戦

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
世界的に人気のゲームソフト『グランツーリスモ』のトッププレイヤーにプロのレーシングドライバーになるチャンスを提供するコンテスト「GTアカデミー by 日産×プレイステーション2015」の日本大会代表6名が決定した。GTアカデミー by 日産×プレイステーションは、日産自動車とソニー・コンピュータエンタテインメント、ポリフォニー・デジタルの3社が共同で開催している、バーチャルとリアルをつなぐドライバー発掘・育成プログラム。
GTアカデミー by 日産×プレイステーション2015は、4月21日より順次予選が行われた。ヨーロッパ、北米、南米、アジアから24の参加国が選ばれ、日本からは参加国中もっとも多い6万人以上がエントリーした。予選はプレイステーション3専用ソフトウエア『グランツーリスモ6』を通じて行われ、上位の記録を残した20名が日本国内決勝戦に進出。7月11日、12日の2日間にわたる国内最終選考を受けた。最終選考の内容は、神奈川県横須賀市の日産GRANDRIVEでの実車を用いた適性テストと体力テスト、メディアテスト、スキルテスト。
代表に選ばれた6名は、イギリスで実施される「GTアカデミー2015 アジア大会」のキャンプに参加する。日本のほかインド、インドネシア、タイ、フィリピンのアジア各国から代表が集まり、さまざまな競技やテストにチャレンジ。各国大会から1名ずつの代表を選出した後、最終試験に合格した1名がアジア大会優勝者として訓練を受けプロレーシングドライバーとしてデビューする予定。
GTアカデミーは、ソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパ、ポリフォニー・デジタル、欧州日産自動車のコラボレーションで2008年にスタートした。2015年の世界耐久選手権や全日本F3選手権にも出場予定のスペイン人ドライバー、ルーカス・オルドネスなど、これまでに16人の卒業生(レーサー)を排出している。
東京・六本木のニコファーレでは、『グランツーリスモ6』を用いた最終スキルテストGは行われた。
代表に選ばれた6名は、8月14日から21日にイギリスのシルバーストーンで実施される「GTアカデミー2015 アジア大会」のレースキャンプに参加する。