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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2015.06.18

【三菱自動車】アウトランダー、アウトランダーPHEVがマイナーチェンジ2015【価格】

アウトランダー01

 三菱自動車のミッドサイズSUV「アウトランダー」とプラグインハイブリッドモデル「アウトランダーPHEV」が大幅な改良を受けた。発売日はアウトランダーが6月18日、アウトランダーPHEVが7月9日。駆動方式はアウトランダーにFFと4WDの2種類が用意され、アウトランダーPHEVは電気式4WDのみとなる。アウトランダーのパワートレインは、エンジンが2.0L 直4 SOHCと2.4L 直4 SOHCの2種類で、トランスミッションはCVT。価格帯はアウトランダーが251万9640円(20G/2.0L/FF)~321万1920円(24G Navi Package/2.4L/4WD)、アウトランダーPHEVが359万6400円(M)~459万円(G Premium Package)。

 デザインは内外装ともに一新。フロントフェイスは、三菱自動車の新フロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」をベースにしたダイナミックで力強いスタイルで、バンパー下部にスキッドプレート形状を採用し安定感も表現した。ヘッドライトとリアコンビネーションランプはLEDとなった。

 細部のデザインは、アウトランダーとアウトランダーPHEVで差別化を図っている。アウトランダーは、前後バンパー下部やホイールアーチモール、サイドガーニッシュをブラックパーツとした2トーンのエクステリアに、専用の新デザイン18インチアルミホイールを採用。ボディカラーは新色「クォーツブラウンメタリック」のほか「ホワイトパール」、「ブラックマイカ」、「チタニウムグレーメタリック」、「コズミックブルーマイカ」、「レッドメタリック」、「クールシルバーメタリック」の全7色で展開する。

 アウトランダーPHEVは、専用形状のバンパーエクステンション、サイドガーニッシュなどをボディ同色とした上質なエクステリアデザインに、専用の新デザイン18インチアルミホイールを架装している。ボディカラーは「ルビーブラックパール」、「クォーツブラウンメタリック」の新色2色に「ブラックマイカ」、「チタニウムグレーメタリック」、「テクニカルシルバーメタリック」、「ホワイトパール」、「レッドメタリック」を加えた全7色が用意される。

 インテリアは、アウトランダーはスポーティに、アウトランダーPHEVはラグジュアリーに仕上げられている。アウトランダーでは、ファブリックのシート表皮のデザインを刷新しフロント2席のサイド部にステッチを追加。ステアリングまわりにはピアノブラック加飾やメッキ加飾も施した。アウトランダーPHEVは、本革内装(最上級グレード「G Premium Package」に標準装備、「G Navi Package」と「G Safety Package」にオプション設定)にブラウンのカラーバリエーションを追加したことで、既存のブラックと2色から選択できるようになった。シートやドアトリムにはアクセントとなるステッチを施している。ステアリングホイールは新デザインの4本スポークタイプで、表皮にスムースレザーを使用。大型センターコンソールには「漆箱」をモチーフにした新デザインを採用、インパネ&ドアトリムオーナメントパネルなどにはブラックストリーム柄の加飾や光輝アクセントを施している。

 パワートレイン、ボディ、シャシーの改良も行われた。サスペンション取り付け部の剛性アップ、サスペンションから入力を受ける箇所の補強、リアショックアブソーバーのシリンダー大径化などで、走行安定性や乗り心地を改善。パワートレインは、アウトランダーに新世代のCVTを搭載すると同時にエンジン制御とCVT制御の強調制御を最適化し、JC08モード燃費をFF車で0.8km/Lアップの16.0km/Lに、4WD車で0.2km/Lアップの14.6km/Lに改善した。アウトランダーPHEVでは、プラグインハイブリッド制御やモーター制御の見直しを実施。発進時や市街地を走行する際の加速性能およびレスポンスを高め、燃費も向上させている。JC08モード燃費は1.6km/Lアップの20.2km/L、充電電力使用時の走行距離は+0.6kmの60.8km(G Premium Packageは、ハイブリッド燃費20.0km/L、充電電力使用時走行距離60.2km)となっている。

 また、アウトランダーPHEVは環境装備や快適装備も充実した。安全装備としては、前進および後退時の誤発進抑制機能をベースグレード「M」を除く全車にオプションで設定、自車を真上から俯瞰しているような映像で周囲の状況を確認できる「マルチアラウンドモニター(バードアイ機能付)」はMを除く全車に標準装備。快適装備では、運転席パワーシートを全車標準装備したほか、寒冷時にステアリングを暖める「ステアリングヒーター」をMを除く全車に標準で採用。駆動用バッテリーの電力を車載コンセントから出力でき、アウトドアや非常時に最大1500Wの電力を家電製品に供給できる100V AC電源は、G Premium Packageに標準装備、その他グレードにオプション設定されている。

  • アウトランダー02

    シンプルながら落ち着いたプレミアム感が感じられるインテリア。走行時の快適性もさらに向上している。

  • アウトランダー03

    最大1500Wの電力を家電製品に供給できる100V AC電源は、自然の中でも居間のような快適さをもたらしてくれる。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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