【BMW】「5シリーズ」セダンに限定モデル「Grace Line」を設定

　BMWのアッパーミドルレンジ「5シリーズ」のセダンに、内外装に専用デザインを採用した限定モデル「Grace Line」が設定された。限定台数は2モデル合計160台で、6月13日より販売が開始。駆動方式はFRでトランスミッションは8速AT。右ハンドル仕様のみ。価格は、2.0L 直4 DOHC ターボガソリンエンジンを搭載する「523i Grace Line」が720万円、2.0L 直4 DOHC ディーゼルターボエンジンを搭載する「523d Grace Line」が743万円。

　専用ボディカラー「ミネラル・グレー」をベースにしたエクステリアは、専用クローム仕上げのキドニーグリル、専用デザインの18インチアルミホイール、「BMW Individualハイグロス・シャドーライン・エクステリア」などでドレスアップ。精悍さを増し視認性も高めるアダプティブLEDヘッドライトとLEDフォグランプも搭載した。

　インテリアは、フロント2席に専用ステッチを施したオイスターカラーのダコタレザー・スポーツシートを備え、ナッパレザーのシフトパドル付きMスポーツレザーステアリングを装備する。

　安全装備には、ベースモデルに標準で装備される衝突回避・被害軽減ブレーキ、ACC（アクティブ・クルーズ・コントロール）、車線逸脱警告機能を含む「ドライビング アシスト」に加え、死角となる左右後方の車両や追い越し車線を急接近してくる車両を検知した場合に警告する「レーン・チェンジ・ウォーニング」も標準装備する。また、走行モードに合わせてメーターパネルのディスプレイ表示を切り替える「マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル」を採用している。