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更新日:2018.10.13 / 掲載日:2015.05.07
【トヨタ】パーソナルモビリティ「i-ROAD」のモニター募集を開始

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
トヨタのパーソナルモビリティ「i-ROAD」の実用化に向けた新たな施策がスタートする。駐車・充電時の利便性の向上、i-ROADのパーツカスタマイズなどについて、企業と一般生活者が共同で企画開発を行っていく。実施期間は2015年7月から約1年間で、東京都内で展開。
今回の試行では、オートバイに近いコンパクトなボディを持つi-ROADを10台使用。公募によって選ばれた一般モニターのほか、有識者、クリエイターなど総勢100名に、それぞれ1か月程度i-ROADを貸し出して評価のフィードバックを受けるほか、駐車や充電の利便性についても追加や変更の提案を受け付ける。OPEN ROAD PROJECTのモニターの応募受付は、特設サイトで行う。
なお、 3Dプリンターを活用したパーツのカスタマイズも可能で、今後、パーツのカスタマイズもインフラ同様のプロセスで企画開発を推進していく。
一連の取り組みは「OPEN ROAD PROJECT」として、新たな企業の参画も促進していく。さらにインフラ面では、スペースの時間貸しや商業施設を運営する都市部の企業と協力して狭小スペースや空きスペースを発掘し、i-ROAD専用の駐車スポットとして運用していく。
また一般家庭用の100Vコンセントでも充電できる特長を活かし、専用駐車スポットで利用できる電源供給コンセントの一部を充電可能な場所として運用する。
一部のボディパーツを、ユーザーの好みの色や表面加工で出力したパーツと交換できるもので、パーソナルモビリティとして「自分らしさ」を楽しめる。