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更新日:2018.11.12 / 掲載日:2015.05.08

【メルセデス】AMG「GT」「GT S」の受注を開始【価格・スペック】

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ユニット・コンパス/Goo-net編集部

 メルセデス・ベンツは、ハイパフォーマンスブランド「メルセデスAMG」のニューモデル「AMG GT」を発売した。まず高性能グレードの「GT S」が1840万円でリリースされ、ベースグレードの「GT」が1580万円で2015年9月以降の導入を予定している。両モデルとも、駆動方式はFRで、ハンドル位置は左右から選択できる。

 AMG GTは、2010年に発売された「SLS AMG」に続きメルセデスAMGが完全自社開発したスポーツカーの第2弾となるモデル。ボディには軽量かつ剛性の高いアルミニウムスペースフレームを採用し、専用に開発された4.0L V8 直噴ターボエンジンを搭載する。最高出力と最大トルクは、GTが462ps/6000rpm、61.2kg-m/1600~5000rpm、GT Sは510ps/6250rpm、66.3kg-m/1750~4750rpm。トランスミッションは7速DCT。

 エクステリアは、ロングノーズ&ショートデッキのボディ、大径ホイールなどで典型的なスポーツカーのスタイルに。サイドエアアウトレットは、メルセデスのスポーツモデル伝統的スタイルを継承し、2本のフィンを備えている。フロントマスクは、水平ルーバーを備えたグリルの中央にスリーポインテッドスターを配置。ライト類は、フロント、リアともLEDを採用した。インテリアは、奥行きの深いダッシュボード、V8エンジンをモチーフにデザインされたセンターコンソールが特徴的。

 安全装備としては、衝突回避・被害軽減ブレーキや自車の斜め後方の死角をモニタリングする「ブラインドスポットアシスト」、車線逸脱防止支援システムなどをパッケージ化した先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティ パッケージ」を標準で装備する。また、ナビゲーションやオーディオの操作には最新世代のCOMANDシステムを採用した。

 AMGは、1967年、「モータースポーツこそ技術力の優位性を端的に示す」という確固たる信念に基づいて誕生した。メルセデス・ベンツの市販車をベースに改良を施したレーシングマシンの製造からスタートし、メルセデス・ベンツと本格的なパートナーシップを結んだ1988年以降はメルセデスのハイパフォーマンスモデルの開発とエンジンの生産を行っている。

 「AMG GT」の発売に伴い、AMGモデルは「メルセデスAMG」としてブランド化される。2月に誕生したラグジュアリーブランド「メルセデス・マイバッハ」とともに、ハイパフォーマンスブランドとしてメルセデス・ベンツの「究極」を担っていく。

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    ダッシュボードやセンターコンソール、ドアパネルなどには最上級のナッパレザーが使われ、高級感のあるスポーティな雰囲気を作り上げている。

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    小型化とターボのレスポンスアップを実現したエンジンは、2基のターボチャージャーをVバンクの内側に収めた「ホットインサイドV」といわれる独創的なレイアウト。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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