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更新日:2025.04.09 / 掲載日:2025.04.09
ホンダ 「CR-V」誕生30周年! 記念モデルはカプセルホテルがコンセプト?!【動画あり】

ホンダの欧州部門は現地時間の4月8日、コンパクトSUV「CR-V」のコンセプトモデル「CR-V ‘Dream Pod’ Concept(ドリームポッド・コンセプト)」を発表した。
ホンダの冒険心を讃えるコンセプトモデル

CR-Vは、ホンダが1995年より販売するコンパクトSUV。車種名は“Comfortable Runabout Vehicle(コンフォータブル・ランナバウト・ビークル、快適な小型自動車の意)”の頭文字をとったもので、初代モデルはセダンのもつ爽快な走りや快適な乗り心地を基本に、ワゴン並のユーティリティ・スペース、クロスカントリー4WD車の機動性、機能と安心の新デザインなどのテーマのもと開発された。
6代目を数える現行型は、ホンダによると2024年にはSUVとして世界で3番目に売れたモデルで、欧州における累計販売台数は100万台を超えるという。国内においては2022年に販売終了となったが、2024年7月よりFCEV(燃料電池)モデルが展開されている。

そんな人気車の30周年を祝うコンセプトモデルとして開発されたドリームポッドは、日本のカプセルホテルにインスパイアされて開発。ホンダの冒険心を讃え、2人用の就寝スペースを有するなど年中通してキャンプを楽しめる仕様に仕立てられた。ベース車両には欧州向けに展開されているプラグインハイブリッド車が使われている。
コンパクトなのに宿泊機能が充実

ドリームポッドの最大の特徴は、617Lのラゲッジルームにピッタリと収められたネストボードと呼ばれる車載キャンプ・ソリューション。チェコのキャンプ用品メーカー「EGOE」の製品だ。後部座席を倒すことでマットレスを容易に広げる事ができ、大人2人が寝られるスペースを確保できる。
下部は引き出しがあり、スライドさせると調理用コンロや折り畳み式シンク、テーブルなどが使用できる。

充実度を高める車載アイテム

車内には、LED読書灯やサイドテーブル、USB充電ポートなどを備えたテックポッドを搭載し、夜間のひとときをサポート。ウインドウ用のブラインドも備え、プライベートな空間を作り上げる。
また、サイクルキャリアを設置可能のトウバーやルーフキャリアも備え、積載能力が高められている。
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