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更新日:2018.11.06 / 掲載日:2015.04.10
【三菱】ランサーエボリューション最後の特別仕様車の先行予約開始2015【価格】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
三菱自動車のハイパフォーマンス4WDセダン「ランサーエボリューションX」に特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」が設定された。およそ23年の歴史を持つランサーエボリューションの最後を飾るモデルとして、先行予約の受け付けを開始する。限定台数は1000台で、発売は8月ごろの予定。価格は429万8400円。
WRC(世界ラリー選手権)ベース車として開発されたランサーエボリューションは、
「ランサー」の4ドアセダンに2.0Lの高性能ターボエンジンと4WDを搭載し、1992年10月に初代が登場。現行モデルは、10代目となるランサーエボリューションXで、2007年より販売されている。
ランサーエボリューション ファイナルエディションのベース車両は、公道仕様の「GSR」5速MT。2.0L 直4 DOHCターボの「4B11」型エンジンにナトリウム封入エキゾーストバルブを採用して冷却効果を高めたことで、最高出力を向上させた。足回りには、ビルシュタイン製前後ショックアブソーバー、エイバッハ製前後コイルスプリング、ブレンボ製2ピースタイプフロント大径ベンチレーテッドディスクブレーキ、ハイパフォーマンスタイヤなどをセットにした「ハイパフォーマンスパッケージ」を標準で装備する。
内外装も特別仕様で仕上げられている。エクステリアは、フロントモールグリルにダーククロームメッキ加工を施、バンパーセンターとボンネットフードエアアウトレットは光沢のあるグロスブラックで塗装、BBS製18インチ鍛造軽量アルミホイールはダーク調の塗装で仕上げた。ボディカラーは、モノトーン5色とルーフ部をブラック塗装にした2トーンカラー5色の計10色展開。ブラックを基調としたインテリアには、レカロ製レザーコンビネーションシート、ステアリングホイールとシフトノブ、パーキングレバー、フロアコンソールリッドにレッドステッチを採用した。また、リアトランクには「Final Edition」のエンブレム、フロアコンソールにシリアルナンバープレートが用意される。
今後、ランサーエボリューション ファイナルエディションの最新情報は、特設サイトで発進していく。
純粋に速さを求め続けてきた「ランエボ」の機能的なコクピットは、最後まで変わらない。
「本気」のドライビングで頼もしい存在となるレカロ製レザーコンビネーションシート。
開発陣はもちろん、ファンにとっても万感の思いが込み上げるであろう「Final Edition」のエンブレム。