【スバル】新型クロスオーバーモデル「クロスオーバーセブン」発売【価格】

　スバルから新発想のクロスオーバーモデル「クロスオーバーセブン（正式名称：エクシーガ クロスオーバーセブン）」が発売された。「都市型SUV×多人数車」をコンセプトにしたニューモデルで、本格SUVの要素とファッション性を両立させた内外装、さまざまな路面状況に対応する4WD、7人乗りのパッケージングが特徴。価格は275万4000円。

　クロスオーバーセブンは、2008年に登場した7人乗り乗用車「エクシーガ」の2代目。2013年の東京モーターショーに出展された「クロスオーバーセブン コンセプト」をベースに開発された。搭載するパワートレインは、2.5L 水平対向4気筒 DOHCエンジンとCVTの組み合わせで、駆動方式は4WD。

　パッケージングは、都市でもアウトドアでも使いやすく、多彩なライフスタイルを実現。170mmという都市型SUVとして十分なロードクリアランスを確保し、全幅は多くの立体駐車場に駐車可能な1800mmに設定している。

　デザイン面では、都市型SUVに相応しいファッション性を表現した。エクステリアは、前後バンパーやホイールアーチ、サイドシルにクラッディング加飾を施し、大型のフロントグリルやルーフレール、専用デザインの17インチアルミホイールなどでSUVらしさを強調しながら、LEDアクセサリーライナーや随所に採用したメッキパーツで質感を高めている。インテリアには、タン色のレザーを採用したシートやステアリングにブルーグリーンステッチを施し、ピアノブラック調や金属調の装飾を加えた。また、質感を高める「ウルトラスエード＋レザーシート」もオプションで用意する。

　安全装備として、衝突被害軽減ブレーキ、全車速追従機能付きACC（Adaptive Cruse Control：アダプティブ・クルーズ・コントロール）、AT誤発進抑制制御などをパッケージ化したスバルの先進安全技術「アイサイト（ver.2）」、サイドエアバッグおよびサードシート対応カーテンエアバッグを標準装備。また、運転席と助手席に8ウェイパワーシートとシートヒーターを標準で装備することで、快適性も高めている。