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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2015.04.07
【アウディ】「A7」「S7」「RS 7」の「スポーツバック」が上陸【価格】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
2014年5月にマイナーチェンジを受けたアウディのプレミアム4ドアクーペ「A7 スポーツバック」とスポーツ仕様の「S7 スポーツバック」および「RS 7 スポーツバック」がいよいよ日本上陸。ステアリングはA7 スポーツバックが右仕様のみ、S7 スポーツバックとRS 7 スポーツバックには左右両方が用意される。駆動方式は全モデル4WD。価格帯は716万円(A7 スポーツバック 2.0 TFSI クアトロ)~1772万円(RS 7 スポーツバック)で、4月21日に発売される。
新型A7 / S7 / RS 7 スポーツバックは、内外装のデザインが変更され、最新のインフォテイメントシステムを搭載、安全装備も充実化が図られた。A7 スポーツバックには、新パワートレインを採用した「2.0 TFSI クアトロ」が新たに設定(納車は8月以降)されている。
エクステリアでは、フロントグリルからバンパー、ボンネットのデザインを刷新。ヘッドライトには、A7 スポーツバック 2.0 TFSI クアトロを除き、ロービーム用のLEDに19個の小さなLEDからなるハイビームユニットを組み合わせた革新的なマトリクスLEDヘッドライトを採用した。ハイビーム点灯時にカメラで前走車や対向車などを検知し、必要に応じて個別にLEDを点灯または消灯させるシステムで、他車のドライバーを眩惑することなく正確に路面を照射することが可能となる。
インテリアでは、A7 スポーツバックのリアシートを従来の2人用から3人用に変更し、乗車定員を5名とした。S7 / RS 7 スポーツバックには従来通り2人用のリアシートが採用されている。また、オプションとしてパルコナレザーや新デザインのデコラティブパネルが設定された。
A7に追加された2.0 TFSI クアトロは、最高出力252ps、最大トルク40.8kg-mを発生させる2.0L 直4 ターボエンジンを搭載。A7には、スーパーチャージャー付きの3.0L V6 DOHCエンジンを積んだ「3.0 TFSI クアトロ」もラインナップされているが、最高出力333psと従来モデルにくらべて23psアップされている。A7 スポーツバックの両グレードには、7速DCTが組み合わされる。
S7 スポーツバックは、従来比+30psの450psを発生させる4.0L V8 DOHC ツインターボエンジンと7速DCTの組み合わせ。RS 7 スポーツバックにはマイナーチェンジ前と同様の最高出力560psの4.0L V8 DOHC ツインターボエンジンと8速ティプトロニックを搭載する。
また、快適性や安全性も見直しが図られた。インフォテイメントシステムには、アウディ独自の最新世代「MMI(Marti Media Interface:マルチメディアインターフェース)」を採用。携帯電話の回線を使ってネットワークに接続できる「Audi connect」を備え、ガソリンスタンドや駐車場、天気、飛行機のフライトなどの情報がリアルタイムで入手できる。ナビゲーションの画面に「Google Earth」させたり、Googleのオンライン検索、Google Voice Searchを使用することも可能となった。
安全面では、A7 スポーツバック 2.0 TFSI クアトロ以外のモデルに「アウディ プレセンスプラス」を標準装備。アウディ プレセンスプラスには衝突被害軽減ブレーキ「アウディ ブレーキガード」や車線変更の際に危険を検知するとドアミラー内のライトを点灯して知らせる「アクティブレーンアシスト」、ストップ&ゴー機能付きのACC(Adaptive Cruse Control:アダプティブクルーズコントロール)などが含まれる。