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更新日:2018.11.01 / 掲載日:2015.03.25
【BMW】新型「2シリーズ カブリオレ」が4月に日本で発売開始【価格】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
BMWに新たなコンパクト・オープン・モデル「2シリーズ カブリオレ」が設定され、4月11日(土)から販売が開始される。登録台数が世界で13万台以上となった「1シリーズ カブリオレ」の後継モデルで、セグメントで唯一、駆動方式にFRを採用。右ハンドル仕様のみ。価格帯は525万円(220i カブリオレ Sport)~566万円(220i カブリオレ M Sport)。
パワートレインは全モデル共通で、最高出力184ps/5000rpm、最大トルク27.5kg-m/1250~4500rpmを発生させる2.0L 直4 DOHCターボエンジンと、8速スポーツATの組み合わせ。後席の居住性も高く、ラゲッジルームの容量もクラス最大で電動ソフトトップを閉めた状態で335L、開けた状態でも280Lを確保するなど、実用性に優れた4シーター・オープンカーだ。さらに、高さ246mm、幅450mmの大きな開口部を持つ「スルーローディング・システム(可倒式リアシート)」もオプションで用意している。
電動ソフトトップは、50km/h以下であれば走行中でもボタンひとつで開閉が可能。ソフトトップに吸音性の高い素材を採用することで遮音性を大幅に向上させ、先代の1シリーズ カブリオレにくらべて室内騒音は半減している。
前後トレッドとホイールベースを先代1シリーズ カブリオレよりも拡大、前後重量配分をほぼ50:50の理想に近い値としたことで、俊敏でスポーティなハンドリング性能と高いロードホールディング性能を実現した。
オープンにしたときにエンジンフードからトランクリッドまで滑らかにつながるショルダーライン、立体的に仕上げられたキドニー・グリルと精悍な丸目4灯ヘッドライト、ワイドにデザインされたL字型リアコンビネーションランプなど、コンパクトながら堂々としたスポーティ・プロポーション。インテリアは、センターコンソールの操作スイッチ類をドライバーに向けてわずかにオフセットして配置した、BMWらしいドライバー・オリエンテッドなコクピットを採用。「Luxury」と「M Sport」に標準で、「Sport」にオプションで設定される「ダコタ・レザー・シート」は、表皮にサン・リフレクテッド・テクノロジーを採用し、シート表面の温度上昇を防止。強い日差しの下でも快適なオープン・エア・ドライブを楽しむことができる。
快適装備、安全装備の面では、視認性に優れた8インチ高解像度ディスプレイを備える「i Driveナビゲーション・システム」、先進の安全技術である「ドライビング・アシスト」(車線逸脱警告システム、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ)、車載通信モジュールを通じて万が一の事態が発生した場合にスピーディな救急対応を可能とする「BMW SOSコール」などを標準装備。ITSスポット(DSRC)対応のETC車載器や、キー操作なしでドアのロックおよびアンロックができる「コンフォート・アクセス」、パーキング時にハンドル操作をサポートする「サポートロニック」なども標準で備えている。
大人4人がしっかりと乗車できる室内スペースは、BMWらしく質感高く仕上げられている。
一直線に伸びたショルダーラインが、サイズを超えた存在感とエレガンスを表現するリヤスタイル。
ソフトトップの開閉にかかる時間はわずか20秒で、突然の雨でも慌てずにすむ。