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更新日:2015.03.23 / 掲載日:2015.03.16
【MINI】ハイパフォーマンスモデルの新型ジョン・クーパー・ワークス受注2015【価格】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
「MINI」の3ドアハッチバックモデルをベースにしたハイパフォーマンスモデル「MINI ジョン・クーパー・ワークス」の受注が3月16日よりスタートした。価格は6速MTモデルが398万円、6速ATモデルが415万円。納車は5月末開始の予定。
ミニ・クーパーの産みの親であるイギリスのエンジニア、ジョン・クーパー氏のフルネームを冠し、歴代MINIに設定されてきたジョン・クーパー・ワークスは、サーキット走行も想定して特別なチューニングが施されている人気グレード。このたび、3代目となる現行MINIにも追加されることとなった。
搭載するエンジンは、新開発の2L 直4ターボで、最高出力231ps/5200~6000rpm、通常時の最大トルク32.6kg-m/1250~4800rpm(オーバーブースト時は35.7kg-m)を発生させる。最高出力は、1.6Lエンジンを搭載していた先代モデルに比べて約10%向上している。
ATモデルは、新設計のトランスミッションを搭載することで約25%燃費が向上した。0~100km/h加速は6.1秒と、先代モデルより0.6秒短縮している。
エクステリアには、開口部の多い前後バンパーやボディ同色サイドシルをはじめとするジョン・クーパー・ワークス専用デザインのエアロキットと、専用デザインの17インチアルミホイールを装着。スポーツサスペンション、横滑りを防止しカーブでの走行をサポートするEDLC(エレクトロニック・ディファレンシャル・ロック・コントロール)、パフォーマンス・コントロールを備えたDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)なども標準装備する。
インテリアは、レッドステッチを施した専用のスポーツ・シートとヘッドレスト、ステアリングホイールを採用。標準装備のヘッド・アップ・ディスプレイには、タコメーターや最適なシフトタイミングのアラート、ナビゲーションガイドなどを表示する。また、ドアシル、ステンレス仕上げの各ペダルとドライバー用フットレスト、アンスラサイトのルーフライニングも、専用デザインのものを採用している。
専用バンパーは前後ともに開口部が大きくとられ、レーシーで迫力ある存在感が漂うものとなっている。
ブラックを基調にレッドのステッチをアクセントにしたインテリアが、落ち着いたスポーティを演出。
ステンレスで仕上げられたペダルは、視覚的にもフィーリング的にもドライバーに「走り」を意識させる。