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更新日:2018.11.23 / 掲載日:2015.02.24
【日産】新型NV100クリッパーとNV100クリッパーリオをモデルチェンジ2015【価格】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
日産の軽商用バン「NV100クリッパー」と軽ワゴン「NV100クリッパー リオ」がモデルチェンジを受け、3月3日(火)に発売される。エンジンは、0.66L 直3 DOHCと0.66L 直3 DOHCターボの2種類、トランスミッションは5速MT、5速AMT(Automatic Manual Transmission:オートマティック・マニュアル・トランスミッション)、4速ATの3種類、駆動方式はFRと4WDの2種類が用意される。価格帯はNV100クリッパーが95万1480円(DX/ハイルーフ/FR/5MT)~149万7960円(GXターボ/ハイルーフ/4WD/4AT)、NV100クリッパー リオが160万5960円(E/標準ルーフ/FR/4AT)~182万1960円(G/ハイルーフ/4WD/4AT)。
新型NV100クリッパーと新型NV100クリッパー リオには、吸気可変バルブタイミング機構を採用した新型エンジンを採用。低中速でのトルクが太くなり、加速性能、登坂性能がアップした。
先進の安全装備も搭載。前を走る車両に衝突する危険性を検知した場合にドライバーへの警告を行い、必要な場合に緊急ブレーキを作動させて衝突を回避または被害を軽減する「エマージェンシーブレーキ」や、停止または10km/h以下で走行中にアクセルを強く踏み込んだ場合、急発進や急加速を抑制する「踏み間違い衝突アシスト」、走行中に急ブレーキをかけた際、自動的にハザードランプを高速点灯し後続の車両に注意を促す「エマージェンシーストップシグナル」、坂道発進時の後退を防ぐ「ヒルスタートアシスト」などを採用している。
■新型NV100クリッパー
ノンターボモデルには、5速MTをベースにクラッチおよびシフトの操作を自動で行うAMT「AGS(オートギヤシフト)」を新たに設定。
「DXハイルーフ車」は2名乗車時の荷室長1910mm(先代比+210mm)、荷室高1240mm(先代比+45mm)、4名乗車時の荷室幅1385mm(先代比+25mm)と、クラストップの荷室の広さを誇る。スライドドアとバックドアの開口部もクラストップの広さで、利便性と乗降性も向上。助手席前倒し機構を備えることで、長尺物の積載も可能となっている。また、使い勝手に合わせて荷室をアレンジできる「ラゲッジユーティリティナット」も装備する。
■新型NV100クリッパー リオ
室内長2240mm(先代比+195mm)、室内幅1355mm(先代比+50mm)、室内高(先代比135mm/ハイルーフ車)と、室内寸法を全体的に拡大。広くて快適な室内空間となった。助手席前倒し機構、フルフラットモードなどを備え、多彩なシートアレンジで日常使いからレジャーまでさまざまなシーンで活用できる仕様になっている。
利便性を高める装備も充実している。キーには「インテリジェントキー」を採用。ポケットやカバンにキーを入れておけば、ボタンひとつでドアロック/アンロックができ、ボタンひとつでエンジンをスタートできる「プッシュエンジンスターター」を全車標準装備。挟み込み防止機構付のオートスライドドアも全車に備える。また、オートレベライザー付きのロービーム・キセノンライトとオートライトシステム標準で装備し、夜間の視認性を向上した。
なお、NV100クリッパーはスズキ「エブリイ」の、NV100クリッパー リオはスズキ「エブリイワゴン」のOEMモデル。