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更新日:2024.11.20 / 掲載日:2024.11.20
ジャガー、新時代へ! ロゴ&ブランドのシンボル“リーパー”を大幅刷新
ジャガーは現地時間の11月19日、ブランドの完全な再構築を宣言し、新しいブランドアイデンティティを使用することを発表した。
新ロゴは大文字と小文字が組み合わされた幾何学的なフォルムに

イギリス王室御用達の高級車メーカーとして知られるジャガーは、1935年に創業。現在はスポーツカーの「Fタイプ」やSUV「Iペイス」「Fペイス」などを展開。一方でフラッグシップセダンとして長らく愛された「XJ」が2019年に生産終了、内燃機関モデルを生産終了して2026年にEV専用ブランドへ移行することを発表するなど、大きな変革を迎えようとしていた。
今回新しいブランドアイデンティティとして公開されたのは、「Device Mark(デバイスマーク)」「Strikethrough(ストライクスルー)」「Exuberant Colours(活気あふれる豊かな色彩)」「Makers Marks(メーカーズマーク)」という4つの変化のシンボル。
新たに発表されたデバイスマークは、幾何学的なフォルム、シンメトリー、シンプルさといったモダニズムを力強く象徴したものに。大文字と小文字がシームレスに組み合わされ、意外性を示しているという。

大胆な直線的グラフィックで表現されるストライクスルーは、ブランドの圧倒的な存在感と、模倣を打ち破って既存の価値観を変える価値観を示したもの。
ジャガーのシンボルマークであり、ブランドの卓越性を示す「リーパー」も新デザインに。“ストライクスルー”の直線的と合わさって具現化された。また、モノグラムマークは「J」と「r」を組み合わせたシンプルなデザインとなっている。

日本時間12月3日に「DESIGN VISION CONCEPT」発表へ

今回の発表に併せて、2024年12月2日午後8時(日本時間12月3日午前10時)にマイアミ・アートウィークにて、新ブランドの世界初の公開インスタレーション「Copy Nothing」を発表することを予告した。
これは新生ジャガーのクリエイティブな哲学「Exuberant Modernism(活気あふれるモダニズム)」をDESIGN VISION CONCEPT(デザイン・ビジョン・コンセプト)として具現化したものになるという。
なお、「Copy Nothing」はジャガー創業者のウィリアム・ライオンズ氏が掲げていた「A Jaguar should be a copy of nothing(ジャガーはなにもののコピーではない)」というメッセージにちなんだものとしている。
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