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更新日:2024.11.01 / 掲載日:2024.11.01
三菱「デリカ」「エクリプスクロス」2車種、約14万台に改善対策 原動機の不具合で
三菱は11月1日、原動機(バキュームポンプ)に不具合があるとして「デリカ」「エクリプスクロス」の2車種138,839台(2012年12月~2024年1月)の改善対策を国土交通省に届け出た。

国交省によると、ブレーキ倍力装置へ負圧を供給するためのバキュームポンプにおいて、内部チェックバルブの材質が不適切なため、厳寒期に氷点下を大きく下回る状況ではチェックバルブに付着した水分が凍結して固着することがある。そのため、ブレーキ倍力装置へ負圧が供給されず、ブレーキペダルの操作力が増加し、制動停止距離が伸びるおそれがあるという。この事象について、ユーザーから12件の不具合報告が寄せられていた。
これに対し三菱は、全車両についてバキュームポンプを対策品と交換するとしている。なお、交換用部品の準備に時間を要するため、北海道、東北地区から順次交換が行われる。
問い合わせは、お客様相談センター(TEL 0120-324-860)まで。


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