【メルセデス・ベンツ】新型「Bクラス」を2月初旬に発売【価格】

　メルセデス・ベンツのコンパクトモデル「Bクラス」がフルモデルチェンジを受け、2月初旬に発売される。搭載するパワートレインは、最先端のBlureDIRECTテクノロジーを採用した直噴ターボエンジンと7速ATの組み合わせ。ラインナップは、1.6L直4DOHC直噴ターボエンジンを搭載した2種類のFFモデルの「B 180」と「B 180 スポーツ」、2.0L直4DOHC直噴ターボエンジンを搭載したBクラス初の4WDモデル「B 250 4MATIC スポーツ」の3モデル展開で、右ハンドル仕様のみ。価格帯は307万（B 180）～490万円（B 250 4MATIC スポーツ）。

　最大の特徴は、多くの立体駐車場に入庫可能な全長4400×全幅1785×全高1545mmというサイズながら広くて快適な居住空間を持っていること。ヘッドクリアランスや後席のレッグスペースは「Eクラス」よりも広く取られている。セグメント最小の最小回転半径は5.2mで取り回しもよく、高いアイポイントからの開けた視界が狭い道路や駐車場での運転をサポートする。

　一方、ラゲッジルームは通常時で488L、後席を倒せば最大1547Lとセグメント最大の容量を確保。ホイールハウスの張り出しが少ないフラットな形状で、テールゲートが大きく開くほか、2段階に調整可能なラゲッジフロアボードで通常時の荷室容量を600Lに拡大できる「EASY-VARIO PLUS（イージー・バリオ・プラス）」を備えた使い勝手のいい荷室になっている。

　後席用シートバックテーブル、バックレスト折り畳み角度調整、後席スライド機構、キーレスエントリー＆ロックとボタンによるエンジン始動が可能な「キーレスゴー」を設定するなど、実用性も進化した。

　デザイン面では、最新のメルセデスデザインを踏襲し、よりスポーティーなスタイリングに生まれ変わった。フロントには、道路状況により対向車や前走車のドライバーにまぶしさを感じさせないよう配光を調整する「アダプティブハイビームアシスト」付きのLEDパフォーマンスヘッドライトを搭載。メインビームやウィンカー、ドライビングライトなどにLEDを採用し、視認性を高めると同時にスポーティーなデザインを強調する。