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更新日:2024.10.25 / 掲載日:2024.10.25
三菱 「DSTコンセプト」世界初披露!3列7シーター、“世界戦略車”ねらう新SUV
三菱は10月24日、第9回フィリピン国際モーターショー(会期:10月24日~10月27日)において、ミッドサイズSUVのコンセプトカー「MITSUBISHI DST CONCEPT(ミツビシ ディーエスティー コンセプト)」を世界初披露した。

DSTコンセプトは、洗練された本格的なSUVデザイン、すべての乗員が心地よく過ごせる広々とした上質な室内空間、どんな天候や路面でも安全・安心で快適に目的地に辿り着くことができる走破性を実現した3列SUV。すべての乗員が快適に過ごせるフル7シーターを求めるユーザーに、ミッドサイズのボディに3列シートを採用した三菱の新たなSUVとして提案される。
デザインコンセプトは「GRAVITAS & DYNAMISM」

デザインコンセプトは、「GRAVITAS & DYNAMISM」。圧倒的な存在感と重厚感を醸し出す「GRAVITAS」は、SUVらしい安定感のあるスタンスと3列目シートまでしっかり座れる広々としたキャビンを融合したプロポーションで表現している。
さらに、水平基調で豊かな厚みのあるフロントノーズによって、堂々とした佇まいを演出。また、すべてのピラーをブラックアウトし、キャビンを滑らかな面で包み込むことで広々とした室内空間を強調し、リヤは張りのある豊かな面構成とすることで存在感を際立たせた。

エネルギーと躍動感に満ち溢れる「DYNAMISM」は、SUVとしての優れた走破性と機動性をもたらす高い最低地上高と大径タイヤによって表現。タイヤを包む彫刻的な前後フェンダーフレアは、逞しさに加えてSUVとしての力強い走りをイメージさせる。さらに、フロントとリヤの大型スキッドプレートとサイドプロテクターによって、プロテクト感と堅牢性が表現された。
また、エクステリアの各所には三菱らしいアイコニックなデザインが織り込まれた。フロントでは力強いパフォーマンスと安心感を表現したデザインコンセプトの「ダイナミックシールド」を採用。フロントグリルは立体的なデザインとし、左右バンパーでプロテクトする造形と一体化させることで、先進性と高級感、さらに力強さを表現している。
高級感ある素材で上質な室内空間を実現

インテリアは、広々とした上質な空間を実現。インストルメントパネルは、高級感あるソフトマテリアルで上質さを演出するとともに、ドアトリムまで繋がるダイナミックな形状にすることで空間の広がりを表現している。
また広々とした室内に柔らかい日差しを取り込むパノラマサンルーフにより、明るくリラックスできる開放的な空間を作り出すことも可能となっている。
インストルメントパネルには、フル液晶ドライバーディスプレイとセンターディスプレイを一体化させた大型パネルを採用。先進性を印象付けるとともに、路面状況など運転に必要な情報を3連メーターで表示し、安心で快適な運転環境を提供する。
5つのドライビングモードを搭載!あらゆる場面で最適な走りを実現する

高い最低地上高を確保し、荒れた路面でも安心して走行が可能。さらに、激しい降雨による冠水路でも安心して走行することができる「ウェット」モードや、舗装されたワインディングロードでのきびきびとした走りを実現する「ターマック」モードをなど、「ノーマル」、「グラベル」、「マッド」とアセアン地域のさまざまな路面状況に応じた5つのドライブモードを搭載している。
三菱 取締役 代表執行役社長 兼 最高経営責任者 加藤隆雄氏 コメント
「MITSUBISHI DST CONCEPTは、現在の中期経営計画“Challenge 2025”で投入する新型3列SUVのコンセプトカーであり、量産車は2025年度からフィリピンを含むアセアン地域を中心に展開します。アセアン地域で生まれ、世界中のお客様にご愛顧いただき、主力車種へと成長したクロスオーバーMPV“エクスパンダー”や、2023年度の発売以来、好評を博しているコンパクトSUV“エクスフォース”に続く当社の世界戦略車を目指し、お客様の行動範囲を広げる三菱自動車らしいSUVとして仕上げてまいります」
三菱 公式HP:
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/
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