GM、デトロイトショーで新型｢キャデラックCTS-V｣を披露

今回披露されたキャデラックCTS-Vは、｢キャデラック CTS｣をベースにしている。このベースモデルは、2013年3月にニューヨーク国際オートショーでのワールドプレミアを経て、2014年4月に日本で発売された。
新型モデルをモーターショーに出展して注目を集め、販売における宣伝・広告につなげるのがパターンだが、今回の出展は、より力を入れたプロモーションになっている。
このクラスのライバルは、BMW｢M5｣やメルセデス・ベンツ｢Eクラス AMG｣などがひしめきあい、生き残りをかけた熾烈な販売合戦が繰り広げられるにちがいない。

米国仕様のパワーユニットは、6.2リッターV8 スーパーチャージャーエンジンに8速ATトランスミッションが組み合わされる。最高出力は640hpを発生するという。足まわりには、｢磁性流体減衰力制御システム｣を採用するほか、フロント6ピストン/リア4ピストンのブレンボ製ブレーキキャリパー、ミシュラン「パイロット スーパースポーツ｣などを採用している。

なお、日本市場への導入時期やスペックなどの詳細については、現段階では未定。後日発表ということになっている。