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更新日:2018.11.26 / 掲載日:2014.12.25
三菱、東京オートサロンで「ランサーエボリューションX Final Concept」を展示

ランサーエボリューションX のカスタムカー「Final Concept」
三菱は12月24日、2015年1月9日から千葉・幕張メッセで開幕する「東京オートサロン2015 with NAPAC」において、「ランサーエボリューションX」、「アウトランダー PHEV」、「デリカ D:5」、「eKスペース」をベースとしたカスタムカー4台と、ラリーカーの「アウトランダーPHEV アジアクロスカントリーラリー参戦車」の合計5台を出展すると発表した。
ランサーエボリューションX のカスタムカー「Final Concept」は、ランサーエボリューションXの「最終進化型ストリートモデル」というコンセプト。チューニングパーツメーカー「HKS」のノウハウを活用し、HKS製のスポーツタービン、吸排気系パーツ、燃料系パーツ、冷却系パーツ、ECUを採用。エンジンは、最高出力480psまでパワーアップしている。
アルミホイールは、鍛造ワンピース工法で軽量・高剛性となるRAYS製「VOLK RACING G25」を装備。ヨコハマタイヤ製「ADVAN NEOVA AD08R」との組み合わせになる。そのほか、HKS製の車高調整式スポーツサスペンション「HIPERMAX MAX4 SP」も採用。

アウトランダーPHEVをベースとしたカスタムカー「Sports Style Edition Concept-B」
アウトランダーPHEVをベースとしたカスタムカー「Sports Style Edition Concept-B」は、「アーバンスタイリッシュ」がコンセプト。Concept-BのBは、黒い車体色の「Black」と、カスタマイズによって引き出された新たな一面であることを表現する「B面」の2つの意味を持つという。
ボディカラーは、「マットブラック」を採用し、「都会の夜」をイメージしている。エクステリアは、随所にダーククロームのアクセントカラーを施し、車体下側、フロントグリル内部、室内などにはブルーのイルミネーションを配置している。足まわりは、HKS製の車高調整式サスペンション、RAYS製20インチアルミホイール、トーヨータイヤ製の20インチタイヤを装着する。

「デリカD:5」のカスタムカー「KEEN YELLOW」
デリカシリーズの「デリカD:5 KEEN YELLOW」は、アウトドアシューズブランド「KEEN」とのコラボレーションモデル。ボディにKEENのロゴマークと同社のコーポレートカラーであるイエローなどを使ったラッピングを施した。ボディ後方の模様は、悪路を走り抜けたときのしぶきを表現しているという。フロントグリル、前後バンパーアンダーカバー、18インチアルミホイールをブラック塗装してラッピング部分とコーディネートしている。
インテリアは、KEENのアウトドアシューズに採用している防水透湿素材「KEEN.DRY」を使ったシートカバーを採用。そのほか、アルパイン製の9インチAV一体型メモリーナビゲーションを搭載する。

女性向けカスタムカー「eKスペース G-tone Style」
「eKスペース G-tone Style」は、「Sexy&Cute」をコンセプトに女性向けのカスタムカーとして仕上げている。エクステリアは、ブラックマイカのボディカラーをベースに、ルーフをブラック/ホワイトの千鳥格子柄で塗装。ピンクのドアミラー、メッキドアハンドルカバーをワンポイントのアクセントとしている。
インテリアカラーは、ブラック/アイボリーを基調に、千鳥格子とピンクのアクセントを使用。ブラックのヌバック調ファブリックとアイボリーのスムース調合皮を組み合わせたシートカバーを採用する。そのほか、HKS製の車高調整式サスペンションでローダウンを実現。RAYS製16インチアルミホイールとダンロップ製の16インチタイヤを組み合わせている。
ラリーカー仕様のアウトランダーPHEVは、「アジアクロスカントリーラリー2014」の電気自動車クラスに参戦したモデル。ラリー用のサスペンションとタイヤを採用するほか、駆動用バッテリーの搭載部を加工して地上高をアップさせている。「S-AWC」の制御変更や、プラグインハイブリッドEVシステムの仕様変更をしたほか、ボンネット、リヤゲート、内装部品を軽量化している。