車のニュース
更新日:2018.10.28 / 掲載日:2014.12.24
ホンダ、新型軽自動車「N-BOX スラッシュ」を発売

N-BOX スラッシュは、大胆なチョップトップスタイルを採用して個性的なルックスで勝負
ホンダは12月22日、軽トールワゴン「N-BOX」の派生モデルとなる新型モデル「N-BOX スラッシュ」を発売した。
N-BOX スラッシュは、人気車種「N-BOX」をベースにした派生モデル。同じ派生モデルである「N-BOX+」がラゲッジスペース等の実用性を強化したのに対し、N-BOX スラッシュは、大胆なチョップトップスタイルを採用して個性的なルックスで勝負している。

プラットフォームは、ベースモデルの「N-BOX」を継承している
ボディやパワートレーンなどのプラットフォームは、ベースモデルの「N-BOX」を継承しているが、全高は110mm縮小し、車両重量も10~30kgの軽量化を実現。エンジンやCVT、足まわりなどのセッティングも変更している。
また、ボディ剛性の強化によって、乗り心地や運動性能がレベルアップしているという。

ブラックの内装色にベアメタル調のシルバー加飾を随所に採用する「ストリートロッドスタイル」
ボディカラーは、全8色をラインナップ。「ホワイト」、「ブラック」、「レッド」のルーフカラーと組み合わせる2トーンカラーもグレード別に設定されている。2トーンカラースタイルのモデルは、フロントグリル上部、ドアミラーなどがカラーコーディネートされる。
エンジンは、自然吸気モデルでは43kW(58ps)、最大トルク65Nmを発生。ターボモデルでは47kW(64ps)、最大トルク104Nmとなる。ベースモデルの数値と同じだが、インジェクターの噴霧特性やECU制御の最適化などにより、JC08モード燃費は自然吸気の2WD車で最高25.8km/l、ターボの2WD車で最高24.0km/lに向上している。

2トーンカラーもグレード別に設定されている
インテリアは、基本的にはベースモデルを踏襲しているが、ボディカラーに合わせて、アメリカンな雰囲気を演出している。基本になるのはブラックの内装色にベアメタル調のシルバー加飾を随所に採用する「ストリートロッドスタイル」と、1950~1960年代のアメリカの家庭をイメージしたベージュとホワイトで仕上げた「ブライトロッドスタイル」の2種類。
また、合成皮革シートや加飾パネル付きステアリング、プリント加工のインパネ加飾などをセットにした「インテリアカラーパッケージ」をオプションとして用意。それぞれ、カリフォルニアのロードサイドで営業するダイナーレストランの店内をイメージした「ダイナースタイル」、ハワイの海岸近くでサーフィンなどを楽しむイメージの「グライドスタイル」、テネシーのジャズやブルースが流れるライブハウスをイメージした「セッションスタイル」の3種類となる。
「インテリアカラーパッケージ」をオプションとして用意
カリフォルニアのロードサイドで営業するダイナーレストランの店内をイメージした「ダイナースタイル」
N-BOX スラッシュ専用の装備としては、純正オーディオのサウンドにこだわった「サウンドマッピングシステム」をX、X・ターボに標準設定した。8スピーカー+1サブウーファーで構成されるこのオーディオシステムでは、低音を担当するサブウーファーをインパネ中央下側にレイアウトしている。
そのほか、パワーステアリングのアシスト力を2段階に変更可能な「モード切替ステアリング」を始めとして、「シティブレーキアクティブシステム」、「前席用i-SRSエアバッグ+サイドカーテンエアバッグ」などの安全装備も用意されている。
メーカー希望小売価格は、138万円(税込)~193万9400円(税込)