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更新日:2024.09.20 / 掲載日:2024.09.20
トヨタ「カローラクロス」約6万台に制動装置の不具合で改善対策
トヨタは9月20日、制動装置(ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータ)に不具合があるとして「カローラクロス」60,260台(2023年10月~2024年9月)の改善対策を国土交通省に届け出た。

国交省によると、ハイブリッド車のブレーキアクチュエータ(※)用制御コンピュータにおける制御プログラムが不十分なため、旋回制動時にブレーキ油圧を適切に調整できないことがある。そのため、一時的に意図どおりの制動力を得られず、予測より制動停止距離が伸びるおそれがあるという。この事象について、ユーザーから9件の不具合報告が寄せられていた。
※ブレーキペダルに加えられた踏力を液圧に変換する装置。後輪横滑りまたは前輪横滑りを抑制する。
これに対しトヨタは、全車両についてブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正するとしている。
問い合わせは、トヨタお客様相談センター(TEL 0800-700-7700)まで。


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