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更新日:2018.10.28 / 掲載日:2014.12.19
ホンダ、デトロイトモーターショーで新型「NSX」を発表

デトロイトショーでワールドプレミアされる新型NSX
ホンダの米国現地法人、アメリカンホンダモーターは12月17日(現地時間)、2015年1月12日から開催されるデトロイトモーターショーで、新型「NSX」を初披露すると発表した。

新型NSXは、米国で2015年に量産を開始する計画
ホンダのNSXと言えば、一世を風靡した2シーターのスポーツカー。1990年から2005年の15年間に渡って販売され、中古車市場でも未だに高い人気を誇っている。約800万円という価格も、当時の日本車の中ではずば抜けており、日本製のスーパーカーという称号を与えられた。そのNSXが再び登場するのは、往年のスポーツカーファンのみならず自動車業界にとっては大きなニュースだろう。

高級車ブランド「アキュラ」から発売される予定
アメリカでは、同社の高級車ブランド「アキュラ」から発売される予定。現段階で発表されているのは、ボディを隠した写真数点のみで、そのデザインやスペックなどは発表当日まで分からない。先代モデルは、市販車としては世界初となったオールアルミモノコックボディを採用しており、今回も注目を集めるような先端技術が導入されているのか、興味深いところである。
先代モデルが生産を中止する理由のひとつに、燃費・排ガス規制への不適合が挙げられるが、現在のマーケットでは、さらに厳しい環境性能が要求されており、新型NSXは動力性能と両立した優れた環境性能も提示してくれるだろう。

どんな先端技術を導入しているのか注目だ
同社の広報によると、新型NSXは、オハイオ州のメアリズビル四輪車工場の隣接地に設立を予定している四輪車生産工場「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」で生産。2015年に量産を開始する計画という。
なお、同社は、デトロイトショーに新型燃料電池自動車のコンセプトカー「Honda FCV CONCEPT」も出展し、北米において初公開する。