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更新日:2018.10.30 / 掲載日:2014.12.01
【ホンダ】新型ハイブリッドセダン「グレイス」を発売【価格・燃費】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
ホンダが5ナンバーサイズの新型ハイブリッドセダン「グレイス」を12月1日に発売した。「コンパクトセダンの革新」をコンセプトに開発されたグレイスは、5ナンバーサイズながらホイールベースを長くとることで広々とした室内空間を実現。すぐれた燃費性能(34.4km/L)と上質な乗り心地を両立させている。ボディサイズは全長4440×全幅1695×全高1475(4WDは1500)mmで、価格帯は195万円(ハイブリッドDX/FF)~240万9800円(ハイブリッドEX/4WD)。
2600mmのロングホイールベースと最大限後方にリアシートを配置したレイアウトにより、後席の足元スペースはアッパーミドルセダンの「アコード ハイブリッド」にも匹敵する広さを確保した。リチウムイオンバッテリーを採用し小型化したIPUを床下に収納することで、430Lの容量を持つトランクルームはハイブリッド車ながらトランクスルーも可能になっている。
パワートレインは1.5L直4DOHCのi-VTECエンジンと高出力モーターを内蔵した7速DCT(Dual Clutch Transmission:Dual・クラッチ・トランスミッション)、IPU(Intelligent Power Unit:インテリジェント・パワー・ユニット)を組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD(Intelligent Dual Clutch Drive:インテリジェント・デュアル クラッチ・ドライブ)」。高いエネルギー効率とコンパクトなボディの相乗効果で、34.4km/LというハイブリッドセダンNo.1の低燃費を実現した。駆動方式には5ナンバークラスのハイブリッドセダンとしてはじめて4WDを設定し、FFと2種類で展開。
内外装のデザインは、上質感を重視した。とくにリアシートは力を入れて開発。クッションの厚みや硬さ、表皮の柔らかさ、触感、背もたれの角度まで徹底的にこだわり、上級セダン同等のつくりに仕上げている。
先進の安全装備も搭載。衝突時の乗員への衝撃をコントロールしてダメージを軽減する「Gコントロール技術」や相手車両へのダメージを低減する「コンパティビリティー対応ボディ」、ボディ前部には万が一の際に歩行者への衝撃をやわらげる「歩行者傷害軽減ボディ」を採用。事故を未然に防ぐことを目的としたアクティブセーフティーとしては、タイヤの空転や横滑りなどを防止する「VSA(Vehicle Stability Assist:ヴィークル・スタビリティ・アシスト)」、坂道発進での後退を防ぐ「ヒルスタートアシスト機能」、急ブレーキ時に後続車へ注意を促す「エマージェンシーストップシグナル」を全車に標準で装備するほか、30km/h以下での走行時に追突防止を支援する「シティブレーキアクティブシステム」と「サイドカーテンエアバッグシステム」、「前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)」をセットにした「あんしんパッケージ」をオプションで設定している。