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更新日:2018.11.10 / 掲載日:2014.11.10
【ダイハツ】新型軽乗用車「ウェイク」発売【価格】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
ダイハツから、軽乗用車最大の室内空間を誇る新型車「ウェイク」が発売された。企画段階から45の使用シーンを想定しそれぞれのシーンに最適なクルマを目指して開発されたウェイクは、軽自動車最大の室内空間を確保した「ウルトラスペース」や、圧倒的な荷室の使い勝手を追求した「ミラクルラゲージ」、ドライバーシートからの見晴らしのよさを実現する「ファインビジョン」などの新技術を採用。“もっと軽にできること”をキーワードに日常からレジャーまで幅広い用途で個性を発揮する。価格帯は、135万円(FF/NA)~187万3800円(4WD/ターボ)。
ウェイクには、さまざまなダイハツの新技術が投入されている。全高1835mmに対して室内高を軽自動車トップの1455mmとすることで、軽最大の室内空間「ウルトラスペース」を確保。さらに、地上からドア開口上部までの高さを1700mmとして乗り降りのしやすさを高めている。シートアレンジも多彩で、助手席のシートバックを前に倒してテーブルとして使用できる「テーブルモード」、長さのある荷物を積載できる「ロングラゲージモード」、運転席以外のスペースを広いラゲッジにする「フラットラゲージモード」、アウトドアレジャーなどで室内空間をひとつにして使う「フルフラットモード」、車内での休憩時に足を伸ばしてリラックスできる「ソファモード」など、用途に合わせてさまざまに活用できる。
荷室も、圧倒的な使い勝手のよさを目指して開発された。約90Lというの大容量ラゲージアンダートランクには350cc缶24本入りの箱を2箱積むことが可能。荷室高は通常時で1140mm、アンダートランクのデッキをあげれば1485mm(4WD車は1280mm)の高さのラゲージスペースが出現する。リアシートを畳まずに長尺物を積載することができ、ベビーカーを縦に積むなど最大限にスペースを活用できる。クルマのボディにはフック取り付け箇所を多数設けており、ディーラーオプションとして用意されている追加のラゲージボードやネットを組み合わせることで細かな収納のニーズにも応えている。
また、運転しやすい軽自動車を目指し、座ってわかる「見晴らしの良さ」を追求した「ファインビジョン」も組み込んだ。身長170cmの日本人男性を基準に目線の高さを1,387mmとすることで、遠くまでしっかりと見通すことができる。
デザインのコンセプトは「WAKUWAKU BOX」だ。高さのあるフードやコーナーを大きく面取りすることで塊感を生み出したフロントバンパーなどが存在感を際立たせる。2トーンのバンパー、プロテクター風サイドターンベゼルなども個性的。カラーバリエーションは単色8色のほか3パターンの2トーンカラーも設定した。
基本構造は、安心・安全を考慮した設計に。ダイハツ車で初めて「空力フィン」を採用して直進安定性を向上させたり、ルーフパネルなどの板厚最適化や外板の樹脂化で重心より上の部品の軽量化を図り重心高を低く抑えたりすることで、安心・安全の基本性能を引き出している。なお、駆動方式はFFと4WDの2種類で、エンジンは自然吸気とターボの2種類がラインナップされる。トランスミッションはCVT。