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更新日:2024.06.27 / 掲載日:2024.06.25
日産 北海道美瑛町に「ブルー・スイッチの森」誕生!EV普及促進でCO2削減めざす

北海道美瑛町と日産、旭川日産は24日、これからの100年をテーマとし100年後の美しい美瑛の未来を描きながら、様々なアクションを創出する「ブルー・プロジェクト」の具体的な取り組み内容を発表した。


同三者は今年1月、美しい美瑛の未来に向けて電気自動車(EV)を活用していく包括連携協定を締結し、「ブルー・プロジェクト」の推進を発表。今回、美瑛町の白金エリアで開催されたイベントでは、プロジェクトの柱となる、美しい道、豊かな森プロジェクトの詳細発表や、「美瑛×NISSAN ブルー・スイッチの森」の誕生を記念したシンボルツリーの植樹が行われた。
美瑛町は今月16日、環境省が推進するゼロカーボンパークに正式登録されたばかり。大雪山国立公園や美しい丘をを有し、同プロジェクトの推進を含むゼロカーボンへの取り組みが評価されての登録で、今後はプロジェクトの本格稼働と、ゼロカーボンに向けた連携を加速させていくとしている。
ブルー・プロジェクト概要

「ブルー・プロジェクト」は、今ある状態から次の状態へ移行する「トランジション(移行)」と、自然との共生・循環・再生を通して新しい価値を生み出す「リジェネレーション(再生)」の考え方に基づき、美しい美瑛の未来に向けて持続可能な取り組みを行っていく活動。地域や来訪者とも一体となって、持続可能なアクションを継続的に行っていくことを目指す。
美しい道プロジェクト
道の駅びえい「白金ビルケ」から、十勝岳など大雪山国立公園を含む白金エリアをEV推奨エリアとし、ゼロ・エミッションのEV普及促進によるCO2の削除や、EVを活用したサステナブルツーリズムの促進が行われる。今後、観光で訪れる来訪者、地域住民へのEV普及啓発やEV充電器の拡充など充電インフラの整備も進められる。
豊かな森プロジェクト
CO2を吸収する森林の適正な管理をし、美瑛町の自然環境を後世に残すため、EVオーナーや美瑛町民と共に100年先へ美しく豊かな森の循環をつくる活動。「美瑛×NISSAN ブルー・スイッチの森」を活動の場としている。「ブルー・スイッチの森」の誕生を記念して美瑛町の子ども達と植樹した1本の白樺の木が、今後連携のシンボルツリーとして継承されていく。また、活動の賛同者が森に集い、シンボルツリーを含む木々が、豊かな森へと成長する様子を見守る定期イベントが、プロジェクトのひとつとして実施される。
森の保全活動や植樹には、EVオーナーが走行の際に排出されなかったCO2を集め、国の制度を活用して資金化し、脱炭素に関連した活動を通して社会とEVオーナーへ還元する日産ゼロ・エミッションファンドが活用される。
日産公式HP:
http://www.nissan.co.jp/
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