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更新日:2018.11.12 / 掲載日:2014.10.01
【ベンツ】Cクラス新型ステーションワゴンを7車種へ拡充、受注開始2014【価格】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
メルセデス・ベンツ日本は、6年ぶりにフルモデルチェンジされた「Cクラスステーションワゴン」の受注を10月1日より開始した。ラインナップされるのは「C180ステーションワゴン」、「C180 ステーションワゴン アバンギャルド」、「C180 ステーショワゴン スポーツ」、「C200 ステーションワゴン アバンギャルド」、「C200 ステーションワゴン スポーツ」、「C200 ステーションワゴン スポーツ(本革仕様)」、「C250 ステーションワゴン スポーツ」の7モデルで、C250以外の6モデルは11月末ごろ、C250は来年2月ごろに納車が開始される予定。1.6Lおよび2.0Lの直4DOHC直噴ターボエンジンと7速ATの組み合わせで、価格帯は442万円~724万円。右ハンドル仕様のみ。
新型Cクラスステーションワゴンは、軽量高剛性アルミニウムハイブリッドボディを採用。ボディシェルに量産車としては破格の約50%のアルミニウムを使用しながら、高張力鋼板などを組み合わせたもので、ホワイトボディで比較すると先代から約75kg軽量化を実現、燃費は最大で20%以上向上させた。
低くなった重心高とともにスポーティな走りを支えているのがサスペンションだ。フロントには新開発の4リンク式を、リアにはCクラス伝統のマルチリンク式を進化させた5本のリンクによる独立懸架式を採用。C 180 ステーションワゴン、C 180 ステーションワゴン アバンギャルド、C 200 ステーションワゴン アバンギャルドには走行状況に応じてダンパー内のオイル流量を調整し減衰力をコントロールするセレクティブダンピングシステム「AGILITY CONTROL(アジリティ コントロール)サスペンション」、C180 ステーションワゴン スポーツにはAGILITY CONTROLサスペンションをベースにスプリングとダンパーをハードに設定した「スポーツ サスペンション」、C200 ステーションワゴンスポーツ、C 200 ステーションワゴンスポーツ(本革仕様)、C 250 ステーションワゴンスポーツにはセグメント初のエアサスペンションとなる「AIRMATIC(エアマティック)サスペンション」を搭載している。
最大積載容量は、先代から25Lアップの1490Lに。リアシートの分割比率が先代の2:1の2分割可倒式から40:20:40(2:1:2、に約したらダメなんでしょうか?)の3分割可倒式に変更されたほか、ボタンひとつでリアシートのバックレストのロックを解除して電動で前方に倒せる機能や、片面をベロア素材にもう片面をラバー素材にした「リバーシブルラゲッジルームマット」を全車に標準で装備。シート&ラゲージのアレンジの幅を広げ、使い勝手も向上している。
テールゲートは、運転席やキー、テールゲート部のスイッチで自動的に閉めることができる「EASY PACK自動開閉テールゲート」を標準装備。さらにC 200 ステーションワゴンスポーツ(本革仕様)とC 250 ステーションワゴンスポーツには、リアバンパーの下側のセンサーに足を近づけることで手を使わずにテールゲートを開閉できる「ハンズフリーアクセス(テールゲート自動開閉機能)」を搭載している。
また、安全面でも最新の装備を採用した。速度に応じて先行車との車間距離を維持しながら車線のカーブを認識し、ステアリング操作をアシストする「ディストロニック・プラス(ステアリングアシスト付)」、先行車や合流してくるクルマ、歩行者などを検知し、衝突の危険性がある場合にはドライバーに警告すると同時にブレーキ圧を高める「BASプラス(飛び出し検知機能付ブレーキアシスト・プラス)」、BASにドライバーが反応しない場合に自動緊急ブレーキを作動させる「PRE-SAFEブレーキ(歩行者検知機能付)」、後方からの追突の危険を感知したときに後続車両にハザードランプで警告し、万が一の追突に備える「リアCPA(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)」などが用意されている。