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更新日:2018.10.31 / 掲載日:2014.08.26

【BMW】「7シリーズ」が価格据置で装備改良2014

7シリーズ外観

ユニット・コンパス/Goo-net編集部

 BMWのフラッグシップモデル「7シリーズ」に一部改良が加えられた。ガソリンエンジン搭載した740i /740i Lと750i /750i Lでは主に安全性や快適性に関する装備の内容を大幅に向上し、ハイブリッドモデルはActiveHybrid 7およびActiveHybrid 7 Lをベースにし高級感をいっそう高めた新モデル「ActiveHybrid 7 Executive」とロング・ホイールベースの「ActiveHybrid 7 L Executive」をラインナップに追加。8月26日に販売を開始した。

 BMW 7シリーズの全モデルに標準装備化されるのは、左右の斜め後方というドライバーにとって死角となりやすい位置を走行する車両や追い越し車線を急接近してくる車両をドライバーに警告する「レーンチェンジ・ウォーニング」と、車載の通信モジュールを利用して、運転中にオペレーターによるナビゲーションの目的地の検索・設定、スマートフォンでの車両の遠隔操作なども可能にする革新的な情報通信機能・サービス「BMW コネクテッド・ドライブ・プレミアム」。

 その他、モデル別の主な変更点は以下のとおり。

【740i /740Li(ロング・ホイールベース)】

 3L直6DOHCターボのガソリンエンジンを搭載した740iと740Li。カメラとミリ波レーダーの併用により、衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告を発する「前車接近警告機能」、車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行なうことが可能な「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」などドライバーを支援するシステム「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備。また、夜間や悪天候時にも高い視認性を確保する「アダプティブLEDヘッドライト」、濃霧で視界が悪いときに安全性を確保する「LEDフロント・フォグランプ」も標準で装備する。

 さらに、750iと750Liには以前から標準で装備されていた「プラス・パッケージ」(「オートマチック・トランクリッド・オペレーション」、「ソフトクローズ・ドア」、「リヤ・サイド・ウインドー・ローラーブラインド」などを含む、オプションのなかでも人気のパッケージ)が、740iと740Liの標準装備にも加えられた。

【750i /750Li(ロング・ホイールベース)】、【ActiveHybrid 7 Executive /ActiveHybrid 7 L Executive(ロング・ホイールベース)】

 4.4LV8DOHCターボ・エンジンを搭載した750iと750Liには、内装にもさまざまな変更が加えられ、より上質な装備が標準化された。3L直6DOHCターボ・エンジンと電気モーターを組み合わせたActiveHybrid 7 ExecutiveとActiveHybrid 7 Lにも、750i /750Liと同様の装備を標準で搭載する。

 革本来のなめらかな手触りと自然な風合いを持つ上質なレザーをシートやドア・トリムに配した「エクスクルーシブ・ナッパ・レザー・インテリア」が、コンパートメントを高級感溢れる空間として演出。最大出力600Wの9チャンネル・デジタル・アンプと16個のスピーカーを装備した高性能サウンド・システム「harman /kardonサラウンド・サウンド・システム」も搭載した。
また、真夏の炎天下でも快適な室内空間を保てるよう、全面のガラスに赤外線反射合わせガラスを装着し、紫外線や赤外線をカットする「クライメート・コンフォート・ガラス」を採用している。

 今回の仕様変更では、750iのフロント・シートにも750Liに以前から標準として採用されていた機能が盛り込まれた。サイ・サポート、バックレスト上部の角度と幅まで電動調節できる機能を備えた「フロント・コンフォート・シート」に、電動で位置を調節できるうえ、パッドを前方に引き出すことで頭部をしっかりホールドする「コンフォート・ヘッドレスト」も装備。さらに、シートの座面とバックレストの内部に換気機能を組み込み、シート表面に開けられた微小な穴から送風する「フロント・ベンチレーション・シート」も採用され、とくにドライビング時の快適性を向上している。

 750Liには「リヤ・エンターテインメント・システム」が標準で装備された。個別にシステム操作ができる9.2インチの高解像度カラー・ディスプレイを運転席と助手席のシートバック背面に装備し、ラジオ、テレビ、DVD、携帯機器のコンテンツなど、優雅なエンターテインメントを愉しむことが可能になった。

 なお、ステアリングは740i Lのみ右で、ほかのモデルは左/右どちらの仕様も用意される。価格帯は、ガソリンエンジン搭載モデルは従来モデルから据え置きの1058万円(740i)~2021万円(760Li)、ハイブリッドは従来モデルと約100万円アップのニューモデルがライ

  • 7シリーズエンジン

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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