車のニュース
更新日:2024.02.27 / 掲載日:2024.02.27
KDDIがソニー・ホンダと協業 通信技術で新EV「アフィーラ」のグローバル展開支援
通信大手のKDDIは2月26日、ソニー・ホンダモビリティとコネクティッドビジネスの推進を目的に協業を開始したと発表した。
今回の協業では、ソニー・ホンダモビリティが2025年に販売を予定している新ブランド「AFEELA(アフィーラ)」初の量産モデルに、KDDIのグローバル通信プラットフォームを提供。これにより、アフィーラが目指すエンターテインメントとグローバル展開を支援していく。

KDDIのグローバル通信プラットフォームは、日本におけるKDDIの5G通信との接続に加え、各国通信キャリアが提供する5G通信に対応。
5G通信とグローバル共通のインターフェースを提供することにより、アフィーラが提供するゲームや映画などのエンターテインメントがより快適に、各国・地域共通の設計で体験可能となり、ユーザーのCX向上が図られる。
ソニー・ホンダモビリティの岡部宏二郎取締役専務は「AFEELAはプレミアムブランドにふさわしいハードウエアと、AIを活用したAD/ADAS、その上で創造的なエンタテインメント空間としてのモビリティを追求します。その実現のため、モビリティが定常的にネットワークに接続されていることが重要であり、これまでになかったような大容量・低遅延な通信が不可欠です」とコメント。高品質なモビリティサービスの提供に不可欠である、効率的な運営を可能にするワールドワイドな通信ソリューションの構築に向け、KDDIのグローバル通信プラットフォームと各地域のMNO(※)との関係に期待する。
アフィーラが開発を進める量産モデルは、2025年に発売予定。デリバリーは2026年春に北米から開始、その後同2026年内に日本を予定している。
※MNO:移動体通信事業者。自社で基地局、回線設備などを設置・運営する会社のこと。
AFEELA 公式HP:
https://www.shm-afeela.com/ja/
KDDI 公式HP:
https://www.kddi.com/
【あわせて読みたい】