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更新日:2023.11.22 / 掲載日:2023.11.22
トヨタ「シエンタ」など2車種58万台をリコール パーキングブレーキペダルに不具合
トヨタは11月22日、パーキングブレーキペダルに不具合があるとして「シエンタ」「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」の2車種580,792台(2015年5月~2023年3月)のリコールを国土交通省に届け出た。
パーキングブレーキペダルに不具合、操作ができないおそれ

国交省によると、足踏み式パーキングブレーキにおいて、ペダルをボデーに固定するボルトの締付トルク指示が不適切なために締結力が不足、使用過程で当該ボルトが緩んで脱落し、最悪の場合、パーキングブレーキの操作ができなくなるおそれがあるという。
これについて、ユーザーから32件の不具合報告が寄せられているが、事故は発生していない。
シエンタの一部車両では走行中にスライドドアが開くおそれも
また、シエンタの対象車両の一部(405,714台)においては、フロントガラス横の柱を覆う装飾部品の防水性が不十分で、車内の電装品(コネクタ)が被水する可能性があり、電動ドアロック等の作動不良や、最悪の場合、電動スライドドア装着車は走行中にスライドドアが開くおそれがあるという。
これについて、ユーザーから4件の不具合報告があったが、事故は発生していない。
問い合わせは、トヨタお客様相談センター(TEL 0800-700-7700)まで。

改善箇所説明図
制動装置(パーキングブレーキペダル)不具合

電気部品(コネクタ)不具合

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