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更新日:2023.11.06 / 掲載日:2023.11.06
トヨタとダイハツ ノア/ヴォクシー、トールなどあわせて約60万台リコール

トヨタとダイハツは11月2日、燃料ポンプに不具合があったとして、両社から約60万台のリコールを国土交通省に届け出た。
国交省によると、トヨタからは「ノア/ヴォクシー」「ハイエース」「アルファード/ヴェルファイア」、レクサス「NX300」など、22車種32万8108台(2017年7月~2020年1月製造)の届け出があった。その中には救急車やパトカーも含まれている。
また、ダイハツからは「トール」「ブーン」、OEM供給しているトヨタの「ルーミー/タンク」「パッソ」、スバル「ジャスティ」など6車種26万9280台(2018年4月~2019年5月製造)の届け出があった。
それぞれ、燃料をエンジンに送る燃料ポンプの樹脂製部品である「インペラ」の成形条件が不適切なため、燃料によってインペラが膨潤して変形することがあるという。これによりインペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中にエンストに至るおそれがあるとしている。ユーザーからも、計657件の不具合報告が寄せられた。
問い合わせは、トヨタお客様相談センター(TEL:0800-700-7700)、レクサスインフォメーションデスク(TEL:0800-500-5577)、ダイハツはお客様コールセンター(TEL:0800-500-0182)まで。


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