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更新日:2023.10.16 / 掲載日:2023.10.16
トヨタ 次世代コンセプトカー「FT-3e/Se」披露!所有者の価値観に寄り添うBEV

トヨタは10月16日、2台のバッテリーEV(以降、BEV)のコンセプトモデル「FT-3e」と「FT-Se」のデザインを一部公開した。
両モデルは10月26日(木)から11月5日(日)にかけて開催されるJAPAN MOBILITY SHOW 2023に先駆け、トヨタブースの出展モデル第1弾として公開したもの。

一人ひとりの価値観に寄り添う“生活のパートナー”を目指して
「FT-3e」はSUVタイプ、「FT-Se」はスポーツタイプのコンセプトモデル。両モデルを通じてトヨタは、電動化や知能化で変わるクルマの未来と、クルマがもたらす新たな体験価値を提案する。
同社ではモビリティが将来、物理的な移動の道具としてだけではなく、ユーザー一人ひとりの価値観に寄り添う生活のパートナーになっていくと予測。
それに対し、両モデルはBEVならではの高い操作レスポンスや心を揺さぶるデザインに加え、自分色に乗り味をカスタマイズできる嬉しさや、クルマの中にいながら、街の情報をストレスなく検索できる便利機能などによって、唯一無二の愛車へ進化していくとしている。
なお、トヨタは「クルマの未来を変えていこう-Find Your Future」というテーマでブース出展を企画。今後、クルマを通じた新たな体験価値の詳細を順次公表予定している。
FT-3e

FT-3eは、革新技術による新たなドライビング体験と一人ひとりに寄り添うサービスを通じて、ユーザーの日々の生活を豊かに彩る、次世代のBEVコンセプトモデル。
エクステリアデザインは、立体を構成する面や線を、極力シンプルにしながら、先進感と美しさの両立を追求した。
サイドボディの下部からドア上部に沿ってデジタルサイネージを配置し、ドライバーがクルマに近づくと、バッテリー残量や車内温度、車内の空気の質などを表示する機能を搭載。
車内外のデータやエネルギーの移動媒体として社会とつながることで、カーボンニュートラルの実現や、より良い社会づくりにも貢献する。
FT-Se

FT-Seは、TOYOTA GAZOO Racingが取り組む「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の思想のもと、カーボンニュートラル時代におけるスポーツカーの選択肢の一つとして提案する、高性能スポーツBEVモデル。
主なコンポーネントをFT-3eと共有しながら、操縦安定性や空力性能をさらに追求。ワイド&ローのプロポーションに加え、先進的な印象をもたらすワンフォームシルエットの採用により、空気抵抗の低減を図った。
また、直感的な操作を可能とする次世代コックピットを採用し、運転への一層の没入感を提供。さらにインパネ上部を低く構えることで、高い視認性を確保。走行時のG(重力加速度)から身体を保持するために、新意匠のニーパッドを採用している。
機能面では、ソフトウェアアップデートにより、ドライバーと共に育っていくクルマを目指している。
トヨタ 公式HP:
https://toyota.jp/
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