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更新日:2023.05.18 / 掲載日:2023.05.18
マセラティ V8エンジンを年内で生産終了へ 電動車へバトン繋ぐ

マセラティは現地時間の5月11日、セダンタイプの「ギブリ」「クアトロポルテ」およびSUVの「レヴァンテ」に搭載しているV8エンジンの生産を2023年後半に終了すると発表した。
V8ツインターボエンジン搭載の「トロフェオ」グレードはコレクターズアイテムに

ギブリ、クアトロポルテ、レヴァンテの各モデルには現在、572馬力を発揮するV8ツインターボエンジンを搭載する“トロフェオ”グレードが設定されているが、このV8エンジンが2023年後半で生産を終了。販売は2024年まで行われる予定だという。
マセラティでは昨年、「グラントゥーリズモ」と新型SUV「グレカーレ」に100%電気自動車の“フォルゴーレ”を設定するなど、電動化を加速。
今後、2025年までに全モデルで電動車をラインナップに加え、さらに2030年までに完全な電動化を実現する予定としている。
今夏のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでトロフェオの最新モデル公開を予告

マセラティのV8エンジンは、1959年に最初のモデルである5000GTとともに歴史がスタート。これまでに10万台を超えるV8エンジン搭載車を製造し販売してきた。
生産終了以降はコレクターズアイテムとして、マセラティの歴史を語る存在になるとしている。
また、2023年7月にイギリスで開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて、トロフェオの最新モデルとなる「ギブリ 334 ウルティマ」「レヴァンテ V8 ウルティマ」を発表予定であることも明らかにされた。
マセラティ ジャパン公式HP:
https://www.maserati.com/jp/ja
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