ウナ丼のエンスー的クルマチェック!

中古車購入ガイド [2021.10.08 UP]

ウナ丼のエンスー的クルマチェック!

クルマは単なる道具ではない。熱狂的なカーフリークにとっては、そばにあるだけで日々の生活に潤いをもたらす、いわば恋人のような存在だ。そんな魅力を持ったクルマたちを紹介していこう!
(掲載されている内容はグー本誌2021年11月号の内容です)

ウナ丼と今月のクルマ
YouTuber ウナ丼
登録者数26万人、約1億回再生を誇る有名クルマ系YouTuber。独特の視点とテンポで繰り広げられるクルマ紹介動画は必見だ。国産、輸入車ともに精通する。愛車は動画にも登場する空冷ビートル。

【今月のクルマ】ホンダ S2000

中古車相場は急上昇中!?
爽快な走りが味わえるオープンボディのリアルスポーツ。専用設計のVTECエンジンは最高出力250psを発揮(後期型は242ps)。F1に匹敵するピストンスピードを誇る。6MTのみの設定。

●中古車価格帯 178万円〜899.9万円
●新車(当時)価格 338万円〜399万円
●グーネット登録台数 182台
※グーネット 2021年9月調べ。

【SPEC】●全長×全幅×全高:4135×1750×1285mm●ホイールベース:2400mm●エンジンタイプ:直4DOHC●排気量:1997cc●最高出力:184kW(250ps)/8300rpm●最大トルク:218N-m(22.2kg-m)/7500rpm●トランスミッション:6MT●サスペンション:前・後:ダブルウィッシュボーン・ダブルウィッシュボーン●ブレーキ 前・後:ベンチレーテッドディスク・ディスク●タイヤサイズ 前・後:205/55R16・225/50R16 ※AP1標準車

3面図
ホンダが29年ぶりに手掛けた後輪駆動のオープン2シーター。オープン専用のハイXボーンフレーム構造を採用。50:50という理想的な重量配分を実現したフロントミッドシップモデルとなっている。


開発者の情熱がハンパじゃない! 唯一無二のFRオープンスポーツ

ウナ丼:それは光栄です。記念すべき第1回のお題はなんですか?
編集部:熱狂的なフリークが多い、ホンダS2000です。オープンらしからぬ硬派な走りが楽しめるFRリアルスポーツとして有名ですよね。
ウナ丼:どひゃ〜、いきなりストライクです。なにが凄いって、開発陣の熱意がハンパじゃないですから。
編集部:たしかに専用パーツだらけですもんね。F20/22Cエンジンや6速ミッション、そしてフレームまで! 本当に採算が取れていたのか余計な心配をしてしまいます。
ウナ丼:今じゃ絶対にできないクルマですね。たとえばサスペンション。インホイールタイプのダブルウィッシュボーンなんですよ。コンパクトにまとめて、精悍なスタイリングを実現しているんです!
編集部:それは知りませんでした。
ウナ丼:しかも、これは初代NSXで採用された技術なんです。じつはS2000のルーツであるコンセプトカーのSSMでは、NSXの足をそのまま使用していたとか。
編集部:さすがマニアックですね。
ウナ丼:リアのデザインにも紆余曲折があったんですよ。S2000はおそらくロードスターなんかの対抗馬として開発されていたんでしょう。元々は5ナンバーで設計されていたらしいんです。しかし、ヨーロッパでのテストで、そのままじゃ全然通用しないってことに……。
編集部:なんでですか?
ウナ丼:リアが細くて、ボクスターやZ3などと比べるとだいぶ貧弱に見えたからです。さらにアウトバーンなんかを走ってみると空力的にもイマイチなことが分かり……後ろをごっそり作り直したんですって。
編集部:それで3ナンバーサイズになったと。言われてみると彫刻みたいに角張っていてカッコいいです。
ウナ丼:それも空力を意識してのことなんですね〜。
ウナ丼:そうそう、F20Cエンジンのコンロッドにも注目です。
編集部:コ、コンロッドですか?
ウナ丼:高回転化のためにNSXで採用したチタンコンロッドを使えればよかったのですが、構造上4気筒で使うには厳しいことが判明。そこで、なにか策はないかと2輪部門の開発者に頭を下げて、浸炭処理なる表面硬化技術を教えてもらったとか。
編集部:それで9000rpmまで回るエンジンができたんですね。
ウナ丼:回すと気持ちいいですよ〜。
編集部:なんだかS2000が欲しくなってきちゃいました!!


「ウナ丼がチェック!」ここが凄いぜ!!  S2000

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1.これほど低くできたのもインホイールタイプのダブルウィッシュボーンのおかげ。初代NSXと同じ技術と知れば、鋭いコーナリング性能にも納得です。
2.S2000専用のVTECエンジン。インマニはチャンバー容積を抑えることでレスポンス向上を図っています。
3.高速域でも安定した走りを実現するボディ形状。彫刻のようなデザインは空力性能を上げるための必然だったんですね。ちなみにテールレンズの端がコの字状に角張っているのも整流効果をねらってのこと。こだわりが凄い!


購入時はココを気にしたい……

幌が破れていないかは要チェック!
オープンモデルゆえに幌の状態は気になるところ。破れてしまうと雨漏りの原因になります。ただし、年数が経過しているだけに前期型では、すでにリフレッシュ済みという中古車も多いようですよ〜。

判定:特上!

骨格がしっかりしているので、古くなっていても走りがヤレている感じは全然しないですね。輸入車みたい。お金がかかっているだけありエンジンも絶品です。圧倒的に個性的だし、買っておいて損ナシだと思いますよ!


S2000も見れる! ウナ丼さんの動画はこちらから!
ウナ丼 STRUT エンスーCARガイド
https://www.youtube.com/user/enthucarguide1

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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