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更新日:2022.06.07 / 掲載日:2022.06.07
コンチネンタルGT/GTC 走行性能重視の新型「Sモデル」発表


ベントレーは現地時間の6月6日、4シータークーペの「コンチネンタルGT」およびオープンカータイプの「コンチネンタルGTC」に、ドライビングパフォーマンスとビジュアルプレゼンスを際立たせた「Sモデル」として、「コンチネンタルGT S」「コンチネンタルGTC S」を発表した。
スポーティなキャラクターを強調 コンチネンタルGTシリーズの選択肢を拡大


コンチネンタルGTシリーズはこれまでに、6.0リッターW12エンジンが圧倒的なパワーを発揮する「コンチネンタルGTスピード」や、4.0リッターエンジンの鼓動が特徴的な「コンチネンタルGT V8」などを設定。2022年5月にはコンチネンタルGTを含むベントレー全車種に、快適性とウェルビーイングを重視したグレード「アズール」が設定され、異なる個性を持つラインアップを展開してきた。今回設定した新型Sモデルは、エクステリアデザイン、インテリア仕様、動力システムに様々な改良を加え、ドライビングプレジャーを軸にしてベントレー流グランドツーリングの見直しを実施。スポーティなキャラクターを強調したモデルの誕生で、より選択肢が広げられている。
スポーツエキゾーストを標準装備 俊敏で爽快な走りを実現


Sモデルのエンジンは、最高出力550PS、最大トルク770Nmを発揮する4.0リッターV8エンジンを搭載し、0-100km/h加速は4.0秒を誇る。クロスプレーン方式のV8の鼓動を強調するため、スポーツエキゾーストを標準装備としている。また、優れたレスポンスと俊敏な走りを支える、48V電動アクティブ・アンチロール・コントロール・システム「ベントレーダイナミックライド」を採用。急カーブ時には各アンチロールバーに内蔵されたモーターが最大1300Nmのトルクを0.3秒以内に発生させ、コーナリングフォースを抑制してロールを最小限に抑える一方、巡航時は左右ホイールをデカップリングすることで、快適な乗り心地をもたらすと自負する。
ダークなエクステリアで凛とした存在感を演出

レッドペイントブレーキキャリパー


エクステリアでは、ブラックグロスのラジエターグリル、ブラックのブライトウェア、フロントフェンダーのSバッジなどを装着。さらにヘッドライトとリアライトはダークティント、エクステリアのブライトウェアはすべてグロスブラック、リアウイングもグロスブラックとし、ダークなエクステリアで凛とした存在感を演出。「ウイングドB」のバッジと「BENTLEY」のロゴのみをブライトクローム仕上げとし、ブランドが持つ上質感も主張する。
ホイールは完全新設計の22インチホイールを採用し、Y字型の5本スポークの仕上げは「グロスブラック」または新登場の「ペールブロッガーサテン」から選択可能。レッドペイントのブレーキキャリパーとの組み合わせがスポーティな雰囲気を演出する。オプションでグロスブラック仕上げとブライトマシニング仕上げを施した、専用の21インチトライスポークホイールも用意される。
独特の世界観を追求したインテリア


内装はエクステリアとの相性を踏まえつつ、Sモデル専用のツートンカラースプリットでパフォーマンスを意識した独特の世界観を表現。ステアリングホイール、ギアレバー、シートクッション、シートバックレストにはスエード調のダイナミカを採用、スポーティな走りを支える肌触りも追求した。また、シートボルスター、ドアパッド、インストルメントパネル周り、コンソール周りにはレザーハイドを配した。
ヘッドレストの刺繍は「S」エンブレム、もしくはベントレーウィングのいずれかを選択可能。フェイシアのSバッジや、Sのロゴをあしらったイルミネーテッドトレッドプレートなど、モデル専用のアクセントをあしらい、所有欲も満たしている。





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