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更新日:2022.06.03 / 掲載日:2022.06.03
メルセデス・ベンツ 新型GLC発表 ハイブリッド中心の構成に

メルセデス・ベンツは現地時間の6月1日、SUVモデルの新型「GLC」を発表した。
ラインアップはガソリン/ディーゼルの48VマイルドハイブリッドとPHEV


メルセデス・ベンツ GLCは2015年6月に発表された高級SUVで、日本には翌2016年2月に導入された。当初はガソリンエンジンのみのラインアップだったが、のちにディーゼルエンジン車を導入、さらに2021年1月にはPHEVモデルが導入されている。
今回フルモデルチェンジを果たした新型GLCは、大別して48Vマイルドハイブリッド仕様とPHEV仕様の2パターンを用意。それぞれにガソリンエンジン搭載車とディーゼルエンジン車があり、計6車種をラインアップする。なお、PHEVモデルの航続距離はすべてWLTP測定値で100km以上としている。
【48Vマイルドハイブリッド】
・GLC 200 4MATIC(2.0L 直列4気筒ガソリンエンジン、最高出力204ps、最大トルク320Nm)
・GLC 300 4MATIC(2.0L 直列4気筒ガソリンエンジン、最高出力258ps、最大トルク400Nm)
・GLC 220 d 4MATIC(2.0L 直列4気筒ディーゼルエンジン、最高出力197ps、最大トルク440Nm)
【PHEV】
・GLC 300 e 4MATIC(2.0L 直列4気筒ガソリンエンジン+モーター、システム最高出力313ps、最大トルク550Nm)
・GLC 400 e 4MATIC(2.0L 直列4気筒ガソリンエンジン+モーター、システム最高出力381ps、最大トルク650Nm)
・GLC 300 de 4MATIC(2.0L 直列4気筒ディーゼルエンジン+モーター、システム最高出力335ps、最大トルク750Nm)
エクステリアデザインを刷新




デザインにおいては、外装を一新したのが大きな注目点。ヘッドランプとフロントグリルが繋がったように配され、フロントのワイド感を強調。また、フロントグリル自体も大型化しており、インパクトを増した。そのほか、クロームアンダーガード、ルーフレール、オプションのランニングボードなどのクラシックなSUVの特徴を組み合わせ、サイドの新しい輪郭と合わせて、エレガンス、スポーティ、オフロード性能のバランスが表現された。
ボディサイズでは、全長4,716mmで先代モデルより60mm伸長し、全高は4mmダウン、全幅は1,890mmで変更なしとなっている。全長のロング化により、ホイールベースとフロント/リヤのオーバーハングが向上、特にリヤオーバーハングの工場はラゲッジ容量の拡大に寄与し、従来型より+70Lの620Lとなっている。
モダン、スポーティ、ラグジュアリーを融合したインテリア



インテリアはモダン、スポーティ、ラグジュアリーというメルセデス・ベンツの基本コンセプトを踏襲。ダッシュボード上部は水平基調で、3連のエアアウトレットが航空機を思わせるデザインに。下部は緩やかな曲線を描き、センターコンソールへと連なる流れが特徴的だ。また、シートやドアトリムはモダンなデザインを採用し、インテリアの上質さを強調している。
ドライバー正面には12.3インチデジタルディスプレイ、センターコンソールには11.9インチディスプレイを配置。インフォテインメントシステムは最新世代のMBUXを搭載し、音声アシスタント機能を完備、さらに様々なカテゴリのニュースにアクセスできるニュースフラッシュ機能を新たに採用した。