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更新日:2022.05.24 / 掲載日:2022.05.24
メルセデスAMG EVコンセプト「ヴィジョンAMG」公開

メルセデスAMGは現地時間の5月19日、EVコンセプトモデルの「ヴィジョンAMG」を公開した。
EV専用のプラットフォーム使用 ブランドの美学示した電動化モデル




同モデルは、2022年1月に公開したコンセプトカー「ヴィジョンEQXX」をベースに開発された4ドアクーペ。プラットフォームには現在開発中のEVパフォーマンスモデルにも採用した、EV専用の「AMG.EAプラットフォーム」を使用。ロングホイールベースに短いオーバーハングが強調する壮大なプロポーション、大型ホイール、特徴的なシルエットのリヤスポイラー、さらにメルセデスベンツのエンブレムを模した星形のヘッドランプと、際立ったスタイルに仕立てられた。
メルセデスAMGのフィリップ・シーマ―CEOは「私たちはSLS AMGエレクトリックドライブやEパフォーマンス・ハイブリッド技術、メルセデスEQシリーズなどで、EVへの知見を形にしてきました。今回のスタディでは、2025年から始まるEVの未来に向けて、AMGのDNAをどのように受け継いでいくか、その一端をお見せすることができるでしょう」と述べている。
各所に最先端のテクノロジーを注入 デザインでF1との繋がり表現



同モデルは前述のプラットフォームをはじめ、高電圧バッテリーや駆動技術など、ドライブトレインのコンポーネントをゼロから開発。心臓部にはYASA社製のアキシャルフラックスモーターを採用し、コンパクトかつ軽量ながら従来の電気モーターを大幅に上回るパワーを発揮するという。
グリルはAMGブランドのアイコンを示す形で残され、イルミネーションバーと立体的な輪郭で未来的なイメージを強調。スリーポインテッドスターをかたどったヘッドランプはその間を水平に走る帯で繋がり、様々なアニメーションを映し出す。また、リヤランプはレトロモダンな左右3つずつのリングで構成され、リヤディフューザーのディープブラック塗装とのコントラストを生む。
このほか、ショルダーとリアウィングに描かれた大判のスターパターンやカーボンファイバー製パーツ、22インチホイール、リヤのAMGロゴなどは、メルセデスAMGペトロナスF1チームとの繋がりを表現したという。
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