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更新日:2022.05.12 / 掲載日:2022.05.12
米国トヨタ 2023年型ハイランダー発表 新ターボエンジン搭載

米国トヨタは現地時間の5月11日、米国向けSUV「ハイランダー」の2023年モデルを発表した。
ガソリンエンジンを刷新 最大トルクを17%向上


ハイランダーは7人/8人乗りの中型SUVで、現在はガソリンエンジンモデルとハイブリッドエンジンモデルの2種類を用意する。今回発表のモデルでは、ガソリンエンジンモデルの中枢を担うエンジンを刷新し、最高出力265PSの2.4L 4気筒ターボエンジンを搭載。従来の3.5L V6エンジンからはダウングレードとなったものの、最大トルクは263lb-ftから309lb-ftへ、17%も向上したという。しかしながら燃費は従来モデルと同等の数値を維持しつつ、CO2排出量を改善し、より環境配慮に適応したモデルとなっている。
なお、ハイブリッドエンジンモデルは2.5L DOHC4気筒エンジンと2つの電気モータージェネレーターを組み合わせ、システム総出力は243PSとなっている。
全グレードでマルチメディアディスプレイを大型化



内装では、全グレードおよび両パワートレインについて、マルチメディアディスプレイを大型化。上位グレードのLimitedとPlatinumには、ダッシュボード中央に12.3インチマルチインフォメーションディスプレイを、運転席正面には12.3インチフルデジタルインストルメントクラスターが追加された。また、8インチスクリーンが標準装備のXLE、XSEグレードについても、オプションで12.3インチマルチインフォメーションディスプレイを選択可能とした。さらに、ベースグレードのLとLEでは、従来のメータークラスタースクリーンが4.2インチから7インチに変更され、使いやすさを向上させている。
このほか、上位グレードに装備されるワイヤレスチャージャーの位置が、センターコンソールボックスからインパネシェルフの中央に変更。上位グレードに電動格納式エクステリアミラーを標準装備とし、XLEとXSEにはハンズフリーパワーリフトゲートが装備に追加されるなど、室内外の利便性が高められた。