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更新日:2022.05.07 / 掲載日:2022.05.07
「アバルト695トリブート131ラリー」発表 世界限定695台

アバルトは現地時間の5月4日、新型アバルト695に世界限定695台の特別モデル「アバルト695トリブート131ラリー」を設定したと発表した。
70年代後半に「最強」の名をほしいままにした名車のオマージュ


同モデルは、1970年代後半に世界各地で開催されたラリーに参戦し、ワールドチャンピオンを獲得してきた伝説的名車「アバルト131ラリー」が、最後に出場したレースから40周年を迎えたことを記念して誕生したもの。「アバルト131ラリー」は1976年のデビュー以降、世界ラリー選手権(WRC)に6年間(1976年~1981年)参戦。18の国際ラリーで優勝し、1977年、1978年、1980年とWRCのコンストラクターズチャンピオンを三度獲得している。
その名車をオマージュしたという同モデルは、最高出力180HP、最大トルク250Nmを発生する1.4Tジェットエンジンを搭載。最高速度は225km/h、0-100km/h加速は6.7秒というパフォーマンスを誇る。
オリジナルカラーを再解釈した専用ボディカラーを採用 スポーティなキャラクターを際立たせる




ボディカラーは、オリジナルのカラーを現代的なキーで再解釈した3層構造の「ブルーラリー」を採用、名車へのオマージュを表現した。また、ダイヤモンドカット仕上げのブラック塗装17インチアルミホイール、スコーピオンブラックを施したルーフやアップライトなど、効果的にブラックを取り入れて引き締まった印象に仕立てられている。さらにドア下部には、アバルト131ラリーのシルエットが描かれている。


エグゾーストシステム



インテリアもスポーティな装いにオマージュをプラス





インテリアはラリー車を意識したスポーティな作りで、随所にオマージュを表現。サベルト製スポーツシートは、ブルーのインサートとステッチが目を引くデザインで、131ラリーのシートからインスピレーションを受けたもの。ヘッドレスト部分にはロゴを大胆にあしらった。
ステアリングやダッシュボードにはアルカンターラを使用し、上質感のある仕立てに。ダッシュボードにもシルエットロゴが施された。各所に131ラリーからのインスパイアを利かせつつ、現代的解釈を加えることでユニークなモデルに仕上げられている。