車種別・最新情報
更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.03.14
ボルボ C40リチャージ 一部装備を変更 価格も見直し

ボルボ・カー・ジャパンは3月11日、電気自動車(BEV)専用モデル「C40リチャージ」について、一部装備とメーカー希望小売価格を変更した仕様を、同日より発売した。変更後のメーカー希望小売価格は6,990,000円(消費税込)。
ヘッドライトおよびフォグライトの仕様が変更に

今回の一部装備変更は半導体不足に伴うものとしており、2022年第11週生産分より、同モデルに標準装備の「ピクセルLEDヘッドライト(フル・アクティブ・ハイビーム付)」および「LEDフロント・フォグライト(コーナリング・ライト機能付)」が、「LEDヘッドライト」および「LEDフロント・フォグライト」に変更される。これに合わせ、メーカー希望小売価格も従来の価格から20万円ダウンの新価格が設定された。
C40リチャージについて

ボルボ・C40リチャージは同ブランド初の電気自動車専用モデルとして、2021年6月より欧州での販売をスタート。日本では2021年11月の台数限定サブスクリプションプログラムでの提供を経て、2022年1月よりオンラインのみでの販売を開始した。
プラットフォームは、XC40から採用するCMAプラットフォームがベース。SUVの利点を備えつつも、より低く、スタイリッシュなデザインに仕立てられた。インテリアは高いシートポジションに設定され、シート素材にはマイクロファイバーシートやマイクロテックをはじめとしたリサイクル素材を使用し、環境負荷低減に貢献するレザーフリーのコンセプトが貫かれている。インフォテインメント・システムにはGoogleと共同開発した新たなデジタル・サービスを導入し、多様なニーズに応える使いやすさを実現した。
また、走行性能においては一充電での航続距離約485km(WLTC:一充電走行距離、国土交通省申請値)を達成。150kW急速充電器を使用時は、約40分で0-80%まで充電完了できる。そのほか、運転操作については、アクセルペダルのコントロールだけで加速と減速を直感的かつシームレスに制御できるワンペダルドライブ機能を採用し、ストップアンドゴーの都市交通における速度コントロールの快適性向上に寄与する。安全面では「City Safety(衝突回避・被害軽減ブレーキ・システム)」を標準装備とするなど、先進の安全・運転支援機能が盛り込まれている。
モデル名 | 電動機(モーター) | 駆動用バッテリー | メーカー希望小売価格 (消費税込) |
C40 リチャージ ツイン (ピクセルLEDヘッドライト非装備車、 第11週生産以降) | 交流同期電動機 最高出力300kW(408ps) 最大トルク660Nm(67.3kgm) | バッテリー容量 78kW 急速充電:150kWまで対応 (CHAdeMO) 普通充電:9.6kWまで対応 (AC200Vの場合) | 6,990,000円 |
C40 リチャージ ツイン (ピクセルLEDヘッドライト装備車、 第10週生産分まで) | 7,190,000円 |