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更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.02.17
フィアット 新型「500X」と「ティーポ」ハイブリッドモデル発売

フィアットは現地時間の2月15日、コンパクト・クロスオーバーSUVの「500X」とステーションワゴンの「ティーポ」にハイブリッドモデルを設定したと発表した。両モデルは2月より欧州の主要市場向けに受注を開始、4月より販売開始を予定している。
新世代“FireFly”ターボエンジン搭載 CO2排出量最大11%低減



フィアットでは現行ラインアップの電動化を推進しており、今回発表された「500X ハイブリッド」と「ティーポ ハイブリッド」は「500」「パンダ」に続くハイブリッドモデル設定となる。両モデルに搭載された新パワートレインは、最高出力130ps、最大トルク240Nmを発揮する4気筒1.5L ターボの新世代“FireFly”エンジンに、新たな7速デュアルクラッチオートトランスミッション、48V/15kWの電気モーターが組み合わされる。両モデルはガソリンエンジンと電気モーターを完全に切り離し、モーターのみで走行できるフィアットとして初のハイブリッド車。WLTPサイクルでは、走行時間の最大47%でエンジンをオフにでき、都市部での走行に限ればその割合が62%に向上し、ディーゼルエンジン以上の省燃費が期待できるという。また、500X ハイブリッドは従来のガソリンモデルに比べ、CO2排出量を最大11%低減。0-100km/h加速性能については、ティーポ ハイブリッドが9.0秒、500X ハイブリッドは9.4秒としている。
先進運転支援システムADAS採用



500X ハイブリッドとティーポ ハイブリッドには先進運転支援システムADASを採用し、安全機能を高めた。装備内容には、アテンションアシスト、自律型エマージェンシーブレーキ、交通標識認識、インテリジェントスピードアシスト、レーンコントロール、アダプティブハイビーム、ブラインドスポットアシストが含まれる。
また、キーレスエントリー、リアカメラを装備するほか、ティーポ ハイブリッドにはワイヤレスチャージャーも備わる。
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