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更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.02.15
ルノー 新型SUV「オーストラル」 3月8日ワールドプレミア

ルノーは現地時間の2月9日、新型SUV「オーストラル」を来る3月8日にデジタルワールドプレミアし、同日より発売することを発表した。
「カジャー」の後継モデル 最新世代のE-TECHハイブリッド搭載モデルも用意

新型オーストラルは、小型クロスオーバーSUV「カジャー」の後継モデルとなる、5人乗りSUV。これまでに全長4.51mのサイズとなることが明らかにされており、カジャーからは若干のサイズアップとなる。また、パワートレインは最新世代のE-TECHハイブリッド、12Vマイルドハイブリッドソリューションの1.3 TCeユニット、ルノー初の48Vマイルドハイブリッドテクノロジーの1.2 TCeユニットなどのラインアップが用意される予定。
インテリアは蒔絵技術を取り入れ高級感を演出

今回、ワールドプレミアの期日と併せてインテリアのイメージが公開された。ルノーのブランドカラー&トリム担当者によれば「新型ルノー・オーストラルのために私たちは素材を厳選し、その仕上がりには特に気を配りました」とし、高級感あふれるスタイリッシュなインテリアが用意されるという。
ダッシュボードはマット仕上げとし、パッド入りのカバーで覆うことで、ソフトな手触りに。ダッシュボードのライトストリップはドアパネルまで伸び、インテリアの上質感を演出する。また、ウッドパネルには日本の蒔絵技術を取り入れて加工を施し、木目を際立たせるビジュアルを作り上げた。さらに吹き出し口にはサテンクロームのトリミングを施し、品良くまとめた。

センターコンソールは、手触りの良い木目調のカバーにサテンクロームのトリムを施したハンドレストを組み込んだ。飛行機や高級時計にインスピレーションを得たデザインで、精密なクラフトマンシップを感じさせる仕上がりで、前後にスライドさせると金庫の文字盤のような機械的なクリック音が鳴るなど、細部のギミックにもこだわった設計もポイントとなっている。

新型オーストラルは利便性も考慮され、コックピット周辺には複数の収納スペースを用意。また、マルチメディアシステム「OpenR Link」のディスプレイはメーター部と併せてL字型の配置になっており、トータルで24.3インチの大画面。ディスプレイに反射防止性能が備わっているためメーター部にバイザーが無いのも特徴で、見やすさと直感的な操作性を兼ね備え、快適な運転をサポートする。
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