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更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.01.27
BMW M8 改良新型 欧州発表 高級感増したスポーツカー

BMWは現地時間の1月26日、8シリーズをベースとした高性能モデル「M8」の改良新型を発表した。ラインアップは2ドアの「M8 コンペティション クーペ」、オープンタイプの「M8 コンペティション カブリオレ」、4ドアクーペの「M8 コンペティション グランクーペ」の3モデル。
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レーシングカーのノウハウを活かした加速性能

ラグジュアリー・スポーツカーの地位を確立する8シリーズをベースとしたM8は、BMW M社が持つレーシングカー開発のノウハウにより、走行性能をより高めた。Mツインパワーターボテクノロジーを採用したV8エンジンは最高出力460kW/625ps、最大トルク750Nmを発揮、0-100km/h加速はクーペとグランクーペが3.2秒、カブリオレが3.3秒を計測する。
ボディカラーは新色追加 スポーティな装い高めるオプションも用意

M8のデザインは、空力特性を考慮したラインが特徴。さらにボディカラーでは、スカイスクレイパー・グレー・メタリック、ブルックリン・グレー・メタリック、アイル・オブ・マン・グリーン・メタリックなどの新色を追加した。
灯火類はアダプティブ・コーナリングライトとグレア・フリー・メインビーム・アシスタントBMWセレクティブ・ビームを備えたBMWレーザー・ライトを標準装備。また、オプションとしてMランプ・シャドウ・ラインを用意、ヘッドランプ内部のインサートとクローム・エレメントにダークなデザインを与え、フロントルックをよりスポーティに仕立てられる。
そのほか、ホイールは20インチのMライトアロイホイールを標準装備。さらに、スター・スポーク・デザインとブラック/グレーのバイカラー仕様を取り入れたMライトアロイホイールが特別装備として用意される。


内装はモダンラグジュアリーな仕立てに



内装はMモデルならではのMコックピット・デザインとモダンラグジュアリーを掛け合わせた仕立てに。シートはMスポーツシートを標準装備とし、オプションにMカーボンバケットシートを用意。素材にメリノ/アルカンターラ製フル・レザー・トリムを採用し、ブラック/サヒール・オレンジのカラー・コンビネーションでスポーティな装いに仕上げた。
また、ベースモデルの8シリーズ同様、コントロールディスプレイを従来の10.25インチから12.3インチへ拡大。オンライン・ナビゲーション・システム「BMW Maps」と「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を利用可能なBMWライブ・コックピット・プロフェッショナルを標準装備する。さらに、ドライビング・アシスタント、パーキング・アシスタント(後退時のアシストを含む)、ワイヤレス充電機能付きテレフォニー、ハーマン・カードン・サラウンド・サウンドシステムなども標準装備として揃えられた。