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更新日:2022.03.17 / 掲載日:2022.01.07
フィアット CES2022でEV仕様の新型「500」2モデルを出展

ステランティスは、2022年1月5日~8日に米ラスベガスおよびオンラインで開催している世界最大級の家電見本市「CES 2022」に参加、自社ブランドの一つであるフィアットから、EV仕様の新型500(チンクエチェント、日本名:500e)2モデルを出展している。
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ステランティスの電動モビリティ移行の一端を示す500e

CES2022会場内に設けられたステランティスのブースは、4つのゾーンを展開。そのうち電動車を集めたElectrification Zoneに、新型500eが並べられている。この新型500eは、フィアットの電動化プロセスにおける重要なマイルストーンであると位置付けされており、次の10年を見据えて将来の都心部における電動モビリティのニーズに合わせて設計されたとしている。
新型500eは最大航続距離320km(WLTP測定値)のスペックを持ち、85kWの急速充電を標準装備。さらに、レベル2の自動運転システムや第5世代のUconnectインフォテインメント・システム、音声認識システムなどの先進機能も搭載している。ボディタイプはハッチバック、カブリオ、3+1の3種類を用意し、ヨーロッパやイスラエル、ブラジルで販売。日本にも2022年内の導入が予定されている。
「マジックドア」搭載の3+1 (500)REDはパンデミック対策の活動支援を伝える


「500 3+1」はその名の通り、左右3ドア+テールゲートを設けたユニークなスタイルが特徴。助手席側が観音開きの構造となっている以外は、デザインやサイズなどハッチバックタイプと変わらず、後席へのアクセス性を高めたものとなっている。
いっぽうの「(500)RED」は、「世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)」支援のために作られたグローバルブランド「(RED)」の関連商品として2021年9月に設定されたモデル。同ブランドは世界的ロックバンド「U2」のメンバーであるボノ氏と、国際NGOであるDATAのボビー・シュライバー氏が発起人となって2006年に設立されたもので、アイコンカラーの赤を基調としたデザインになっているのが特徴。今回の展示によって、グローバルファンド支援のメッセージを広く伝える役割も担っている。なお、ステランティスのブランドではフィアットのほか、ジープやラムも同ブランドの支援パートナーに名を連ねている。

ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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