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更新日:2021.11.26 / 掲載日:2021.11.26
アルピーヌ A110をマイナーチェンジ 日本でも導入予定

アルピーヌは現地時間の11月24日、ライトウェイトスポーツカーの「A110」をマイナーチェンジし、12月1日よりフランスで発売すると発表した。価格帯は59,500ユーロ~71,500ユーロ(約765万円~約920万円)。同モデルは日本でも導入予定で、詳細の時期は今後発表される。
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3種のグレードを設定 上位グレードは出力アップ
ラインアップはベースグレードの「A110」、「A110 GT」、そしてトップモデルの「A110 S」の3種。ベースグレードは1.8L 4気筒ターボエンジンを搭載し、ゲトラグ製7速デュアルクラッチが組み合わされる。最高出力は252hp、最大トルクは320Nm/2,000-4,800rpm、0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は250km/hとしている。
トップモデルのA110 SおよびA110 GTは1.8L 4気筒ターボエンジンにチューニングを施し、最高出力300hp、最大トルクは340Nm/2,400-6,000rpmに引き上げられた。トランスミッションはゲトラグ製7速デュアルクラッチを組み合わせ、0-100km/h加速は4.2秒。最高速度はA110 GTが250km/h、A110 Sは260km/hに達するが、A110 Sはオプションのエアロキットを装着することで275km/hに引き上げることが可能となっている。
トップモデルにはA110史上初のリアスポイラー装着
A110 Sのエクステリアは、クロームブラックのSバッジ、ブライトブラックの18インチホイール、215/40 R18フロントタイヤ、245/40 R18リアタイヤ、そしてオレンジカラーのブレーキキャリパーなどを装備。インテリアでは、サベルト製スポーツシート、アルミニウム製スポーツペダルを採用した。「マイクロファイバーパック」とレーシングシートを選択した場合は、オレンジのオーバーステッチを施したマイクロファイバー製インテリアが備わる。また、グレード固有の装備として、オレンジカラーのシートベルト、オールマイクロファイバーのシート表皮、レーシングハーネスが揃えられた。
オプションとして用意されるエアロキットには、カーボン製のリアスポイラーとフロントブレードなどが含まれる。これらの装備が前輪60kg、後輪81kgの荷重を加え、最高速度275km/hでの走行の安定性を生むとしている。
また、A110 Sには、A110として史上初のリアスポイラーが装備される。これについては、同社のデザインディレクターが「風洞実験を繰り返し行った結果、最高速度を発揮するために空力面でのサポートが必要であることが判明した。エアロキットはスピードにおける課題に対する答えとなるものだ」とコメントしている。
接続性を高めたアルピーヌ・マルチメディア・システム

3グレード共通の装備として、7インチのタッチスクリーン、Bluetooth接続、2つのUSBアウトレットを含む新しいアルピーヌ・マルチメディア・システムを搭載。スマートフォンのような直感的な操作を可能にし、Apple CarPlayおよびAndroid Autoに対応する。また、音声認識システムも搭載し、スマートフォンのiOSやGoogleシステムの操作、Googleオンライン検索を利用できる。さらに、FOTA(Firmware Over The Air)によるリモートアップデートに対応し、近い将来、Wi-Fi接続の追加なども可能になるとしている。
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