ジープ　新型「グラディエーター」今冬国内発表へ　ブランド初のピックアップトラック

　グラディエーターは、ジープの本格オフローダー「ラングラーアンリミテッド」をベースに開発されたピックアップトラックで、2018年には同ブランドにおける26年ぶりのニューモデルとして北米で発表されて以来、ファンの間で日本導入が待望されていた。
　グラディエーターの走行性能、各種装備、販売開始日、価格などの詳細については、今冬の発表時に公表予定としているが、同モデルについてはジープブランドが標榜する“Go Anywhere. Do Anything（どこでも行ける、何でもできる）”のスピリットを継承し、ラダーフレーム採用の卓越した走破能力を誇るモデルとしている。

　今回の発表に併せて公開が始まった特設サイトでは、大自然の中を力強く走破するグラディエーターの姿が見られる。
　また、9月15日時点ではグレード設定が「ルビコン」のみとなっており、ボディカラーはルビコン専用色の “スティンググレー” や “サージグリーン” など全9色を用意していることが明らかに。
　さらに、インテリアのイメージスナップも公開されており、ジープの伝統をオマージュしつつ、上質なデザインと先進テクノロジーの融合により、力強さに守られた快適で美しい空間に仕立てられていることが伺える。

　日本国内での情報公開が待たれる一方で、欧州では今年1月に受注開始。
　当時の欧州で発表された内容は、最高出力264ps、最大トルク600Nmを発揮する3.0リッターマルチジェットV6エンジンを搭載し、未舗装路や悪路での安定した走行を助けるセレクトラック フルタイム4×4システム、Dana社製アクスルを採用、荷台の奥行きは153cmに設定。
　安全性能ではParkViewリアカメラやブラインドスポットモニター、アダプティブクルーズコントロールなど先進の機能を備え、インフォテインメントシステムも第4世代Uconnectシステムを採用するなど、最新のシステムが用意されている。